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STREAMLIGHT (ストリームライト) PROTAC RAIL MOUNT1 プロタックレイルマウント1 ウェポンライト
STREAMLIGHT (ストリームライト) PROTAC RAIL MOUNT2 プロタックレイルマウント2 ウェポンライト

本日ご紹介するライトはストリームライト社が今年のショットショーでお披露目したライフル等の長物につけるためのウェポンライトPROTAC RAIL MOUNTシリーズです。ストリームライト社のウェポンライトと言えば、TLRシリーズがございます。こちらのモデルは単体では基本的にピストル等のハンドガンでの使用が前提です(TLR-1HP除く)。このライトにアクセサリー類を装着することでリモートスイッチが使えるようになり、レイルマウントも可能になります。また、近年はリモートスイッチを使用しないスタイルが流行り、TLRをライフルマウントすることも北米ではよくあるケースのようです。ただ、配光的には室内や中近距離での使用に適したもので、遠方をスポットにピンで照らせる優れた照射性能を発揮できるものではありませんでした。

そこで登場したのがこの新しいRAIL MOUNTシリーズです。このシリーズは2タイプあり、単セルモデルの1と、2セルモデルの2と分かり易いものです。本日は単セルのRAIL MOUNT1についてご紹介します。

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RAIL MOUNT1はデュアルバッテリーソースモデル。単三電池1本でも、CR123電池1本でも使用が可能です。ストリームライトについて詳しい方であればピンと来ると思いますが、同社のサイドワインダーコンパクト2と同じバッテリーシステムです。バッテリースペースのプラス側の接点バネが柔らかく、CR123よりも長い単三電池を入れても軽く押し込んでやることでテールキャップを締めることが出来ます。このシステムをウェポンライトに搭載してくるとは正直思いませんでした。

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CR123だとピッタリ

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単三電池だと当然、電池が飛び出ますが軽く押し込んでテールを締めるだけでしっかりと収まります。

明るさはCR123を使用した場合の方が明るいです。CR123でMAX350ルーメン、単三電池では150ルーメンとなります。さて、なぜ、単三電池も使えるようになっているか?これがストリームライトがレイルマウントシリーズを市場に投入した理由の一つです。LED自体の性能が良くなり、低電圧でも明るく点灯できるようになったことも理由にありますが、何よりユーザーの嗜好が変ってきたことにあります。レイルに搭載するライトなどのデバイスはよりコンパクトで軽量なものが好まれるようになり、単純にハイルーメンなものよりは「必要十分に明るく、邪魔にならない大きさ」のライトが選ばれております。ちょっと昔のSUREFIREのM900シリーズのようにグリップとライトが一体型になったようなモデルはあまり見かけませんからね。

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実際、この製品は軽量で小型です。また、「10タップ」機能が付いており、10回タップ(半押し)をして10回目にクリック音がするまで押し込むとライトの性格が変ります。ウェポンライトでは一般的な「Hiモードオンリー」のシングルアウトプットの他、Hi&ストロボ、Low/Hi切替などレールに装着することを目的としたモデルではあまり見かけないユニークな機能が付いております。このTEN TAP自体は慣れると実に簡単で便利です。ウェポンライトに必要か否かはわかりませんが、サバゲーなどではストロボ点滅しようが禁止のレギュレーションもありますのでそういった現場で誤作動を起こさないようにすることができる点もニーズとしてはあると思います。

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さて、話を製品に戻します。
レイルマウントシリーズにはリモートスイッチが付属します。ケーブルはストレートでシンプルなもの。ただ、随所にこの製品ならではの新たな工夫が取り込まれております。

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ケーブルとテールキャップは一体式。ケーブルのみが外れることはありません。心配な「断線」ですが、その可能性を極力低くする目的でテールキャップ部分にケーブルを嵌めることが出きる溝が付いております。実際にハンドガードに装備してみると分かることなのですが、意外とケーブルはタイトに曲げないと設置できないケースがございます。そういった時にこの溝が活かされます。

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テープスイッチ部分ですが、ケーブルの根本に近い凸状のボタンが「常時点灯」を司り、平たいそのほかの部分が「間欠点灯」のモーメンタリースイッチボタンです。常時点灯ボタンは半押しも可能。TLRシリーズの別売品にあるリモートスイッチには無い機能です。押し感はしっかりしており、「押した!」という感触がよく分かるものです。グローブ等をはめていてもその触感が分かり易いものだと思います。

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レンズはコリメータレンズを使用。配光はスポットになります。周辺光のほとんどない絞られた光が放たれます。TLRシリーズは広い面を死角無く照らして「サーチ」や「眩惑」を目的としたものですが、レイルマウントのそれは「目標を的確に狙う」ことを目的としたものです。装着するウェポンがハンドガンよりも長距離を狙える長物に限られることからこのような配光になっているのだと思われます。

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このようにドンっと中心光だけがはっきりと出る配光です。写真はCR123仕様の350ルーメン。単三電池1本使用でも10m程度であれば必要充分以上の明るさになります。単純にハンディライトを1インチのリングマウントに付けたものとは根本的に異なる配光です。ピンで照射されるスポット光は周辺光が無い分、光源が特定され難く、周囲に居る味方を不用意に照らす心配も無い、というのもメリットになります。


今年の初めにアメリカのラスベガスで行われたショットショーでの様子。英語になりますが、その特徴は分かり易く説明されていると思います。このモデルはSUREFIREのスカウトシリーズを意識したものに間違いありません。コアなユーザーであればやはりSUREFIREという方が多いのも事実ですが、ストリームライトにその実績が無いわけではありません。固定のファンも多く、価格面でのコストパフォーマンスに優れたモデルがラインナップされております。果たして、この分野においてどの程度ストリームライトがスカウトライトの牙城に食い込めるか、興味深くこの製品を見ております。日本ではどうしてもSUREFIREは「玩具」としてレプリカが跋扈しておりますので「本物」を望むユーザーには複雑なところだと思いますね。玩具ではなく本物のウェポンライトをこれから手にしてみたい、、、と言う方にストリームライトのレイルマウントシリーズは是非おススメしたいアイテムです。

STREAMLIGHT (ストリームライト) PROTAC RAIL MOUNT1 プロタックレイルマウント1 ウェポンライト
STREAMLIGHT (ストリームライト) PROTAC RAIL MOUNT2 プロタックレイルマウント2 ウェポンライト