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まだ入梅前のようですが、蒸し暑い日々が続いております。アカリセンターのHATTAです。本日ご紹介するライトはこんなジメジメした時におススメの光軸観賞用とも言える集光系のライトをご紹介致します。

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KLARUS (クラルス) FH10 3カラー ロングレンジ ハンティング LEDライト

本日ご紹介するKLARUS FH10は新商品となります。品名にハンティングフラッシュライトなんて付くモデルです。ベゼルから覗く凸レンズの大きさから集光好きの方にはワクワクドキドキが止まらない配光が想像されますが、こいつは真正の飛ばし屋ライトです。日本の法律では夜間のハンティングは禁止されております。ですが、海外ではOKなところもあり、夜もハンティングをしている方はいるそうです。基本的に野生動物は夜行性が多く、日中よりも活発に活動しますので獲物を見つけるには夜の方がベターなんだそうです。で、このFH10はライフル等に取り付けて使うわけですが、搭載されているLEDが面白いのです。

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凸レンズを正面から覗くと3個のLEDがライン状に並んでいるのが見えます。恐らく左から赤、白、緑かと。箱書きではビームディスタンスは赤が225m、白が500m、緑が345m、、、どれも凄い飛ぶようですが3個のLEDをどうやってレンズの中心にもってくるのか?不思議でなりませんでした。テールスイッチをいろいろ操作しても赤にも緑にも変らないので「どうやるんだ?」と少し悩んでいました。

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で、改めてトリセツを読むと「サイドスイッチを押せ」とのこと。スイッチらしきものが無いんですけど、、、とまた悩みつつ、ヘッドにある指がちょうど一本入るくらいの窪みに指を入れて押してみると、、、

「こ、こいつ動くぞ!」となったのです。

で、合点がいきました。改めて凸レンズの中を覗きながら先ほどのボタンらしきものを押すと、3個あるLEDがスススッと横にスライドしたのです。逆からやっても動きます。つまり、ライン状に並んだ任意のLEDがこうしてレンズの中心に来ることで赤、白、緑を使い分けることができるのです。ちなみにテールスイッチをクリックして常時点灯させた状態でもサイドスイッチを押し込むことで色が変えられます。ただし、ちゃんと中心に来ないと点灯しないらしく、スライド中は消灯します。スライド幅はさほど無いので一気に赤から緑に押し込んでもさほど白は目立ちません。ただ、ちゃんと所定の位置に来ないと点灯しないので注意が必要です。

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テールスイッチは2タイプあり、円形と半円形のもの。同社のXT11等では半円形はストロボ点滅などが出きるものになりますが、FH10は基本的に調光のみとなります。テールの円形スイッチをクリック音がするまで押し込むと常時点灯します。半押しでの間欠点灯も可能。常時点灯した状態で半円形のスイッチを押すと明るさが変ります。また、消灯状態から半円形のスイッチを押すと最も暗いモードの間欠点灯が可能。しかも、長押しをすることで常時点灯も可能です。 XT11に慣れたユーザーには違和感を感じるかも知れませんが、ハンティングにストロボ点滅は必要ないのでその機能が設定されていないのだと思います。

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このライトはヘッドの可動部をツイストさせることでワイド、スポットの切替が可能。ただし、「ワイド」はワイドではありません。可動部のノビシロはわずか。同じようなライトでH2T MOD 大口径ズームライトがありますが、アレと比べるとワイドはとても狭い配光となります。あくまでもハンティング用と銘打っているのでワイドは基本使わん、ということのようです。

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ズーム機能を操作する上での注意点。ボディを持たずにヘッドを持って回すこと。ボディを持って回すと回しきった時にヘッドが緩みます。

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倉庫内にスモークマシンで煙を噴いてイザ照射!気持ちよく飛びます。LEDモジュールを載せ換えることなく、サクサクと色を変えることができるライトはあまりないと思います。しかも、集光系で。緑や赤が積まれているのはその色を認識できない動物がいるそうです。つまり、照らされていても色が認識できないのでてらされていることに気が付かない、、、ということがあるようです。ハンティングをやっていないのであくまでも受け売りなのですが、これはこれで面白いと思います。実にアナログですが、「この手があったかぁ〜」と感心しました。

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ワイド酷いでしょ?(笑)下手すると他メーカーではスポットと言ってもいいくらいの照射範囲しかありません。しかし、そのせいか、配光は割りとキレイです。搭載された各色のLEDは大きさ、種類の異なるLEDです。それらを同じレンズで飛ばすのですからあまりレンズの可動範囲が大きいと配光が崩れてしまうのかも知れません。ですから、このワイドはそれを防ぐギリギリのものかも知れません。まぁ、なんと言ってもハンティング用だからと、言われてしまえばそれまでなんですけどね。

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話は逸れるんですが、スモークを張ったのは弊社の演出照明班の事務所でした。そこの演出担当がえらくこのライトを気に入りまして、今度撮影で使ってみたいなぁ〜と言っていました。これだけ絞れて瞬時に色が変えられるモバイルサイズのデバイスを見たことがないそうです。レーザーほど光軸を絞ることは出来ませんが、レーザーよりもはるかに安全な点も気に入ったみたいです。レーザーはさほど出力が強くなくてもカメラのレンズから入り込むとCMOSを破壊してしまい、黒いドッド状の影が出来てしまいます。そうすると賠償責任になるんですよ。テレビやCMの撮影で使われるカメラは恐ろしく高価ですからね〜レーザーの照射は細心の注意と保険が必要です。もし、先々でPVやCMで見かけたらこのライトを思い出してください。

KLARUS (クラルス) FH10 3カラー ロングレンジ ハンティング LEDライト