P7R-1
LED LENSER(レッドレンザー) P7R 9408-R 充電式 LEDライト

LED LENSER より新商品が入荷しました。春の新商品の真打とも言える充電式ライト 9408R P7Rです。その最大光束は1000ルーメンに及びます。これまでハンディサイズのモデルでは携帯性を重視した単焦点のF1Rのみが1000ルーメンでしたが、LED LENSERの十八番であるフォーカス機能を有したモデルではP1Rが初の4桁となります。

ボディはP7.2のようなザラザラとした触感のフローズン加工ではなく、半艶のブラック。従来のP7のような感じ。テールスイッチをのぞいてブラックに統一されたボディはなかなか精悍です。小細工のないLED LENSERらしいデザインです。

P7R-2
充電方式はUSBマグネットチャージャー。テールスイッチ部分が充電接点となっており、壁掛け可能な台座に載せて充電するものです。チャージャーが通電すると青く光り、ライト本体のインジケーターが充電中は赤くなり、充電が完了すると緑に変ります。基本的に充電池がその寿命を全うするまで充電池をライトから取り出す必要はありません。

P7R-3
LED LENSER のロゴが見えるレンズ内。パワーチップ型LEDは恐らくCREE XM-L2。数値からして流行りのXP-Lかと思いましたがそうではなさそうです。その為、照射距離はメーカー公称で210m。そこまで狭角な照射にはなりません。最スポットに絞った状態でも中心光は広めです。屋外で照射しますと太いビーム状の光軸が見られます。とにかく絞って遠くに飛ばそう、というものではなさそうです。

P7R-4
使用充電池はF1RやM7R等でも使われているフラットトップの18650形充電池。乾電池の使用に関しては言及されておりませんので分かりません。

P7R-6
充電池に関して注意事項が一つ。純正で付属しております18650形の充電池ですが、まずプラス極がフラットであること、またマイナス極の露出接点部が小さく、汎用の18650形充電器では接点が触れない可能性があります。上記写真の赤いシュリンクの18650に比べマイナスの接点が極端に狭いのが分かるかと思います。ちなみに弊社で販売しておりますH2充電器では上記の理由から充電が出来ませんでした。やはり充電池をインストールした状態で専用充電器での充電がマストのようです。

※2017年現在、H2及びH4充電器の仕様変更により、充電できるようになっています。ただし、さらに仕様変更がある場合がございますので、特にご心配な方はお問い合わせください。

P7R-5
付属ナイロンホルスターは赤いステッチがおしゃれなもの。LED LENSERの「赤と黒」のイメージが強調されていて良いのではないでしょうか?

P7R-7
P7Rはスマートライトテクノロジーを搭載。スイッチの押し回数で点灯開始の明るさを変えることが出来ます。クリック音がするまで押し込むと常時点灯。半押しを繰り返すことでHi→Mid→Low→Hi...の順で明るさがサイクルし、任意の明るさでクリックするとその明るさで常時点灯します。スイッチを8回タップして9回目にクリックするとライトが二回点滅した後、調光サイクルがLow→Mid→Hi→Low...のLowスタートに切り替わります。元に戻したい場合は同様の操作を行います。

P7R-8
ワンハンドフォーカス。片手でフォーカスレンズを操作が可能。慣れれば順手に持ち替えずに逆手でも操作できます。ヘッドにはフォーカスをロックする機能があり、焦点を固定することも出来ます。ただ、このロックはガチガチなものではなくややファジー。必要以上の力が加わると動きます。下手にそれで破損してしまうよりは、動いてしまう方が良いかと思います。

P7R-9
配光に関しては先述したとおりフォーカスを絞った最スポットの状態でも照射範囲は広めです。極端にスポットではないので実用性は高いかと思います。配光の形も丸というよりは四角な感じ。このくらいの距離を照らすとあまり気になりませんが、至近距離では「四角いなぁ」と感じると思います。

また、光りが「めっちゃ飛ぶんですけどー!」と驚愕するようなものではありません。そういうものを想像されているとすればやや残念かと。実際、メーカースペックでは400ルーメンのM7Rの方が照射距離は長いことになっております。光源であるLEDが大きく、レンズがさほど広くも深くも無いので狭角な照射にはなりません。

P7R-10
最ワイドは広く明るいもの。1000ルーメンの明るさを実感できるとすればワイド側かも。フラットに広く照らすことが出来るので近距離では目を細めてしまうほど明るく感じると思います。こういったフラットな配光が得られるのはレンズ式ならではかと思います。

明るさの推移ですがやはり18650充電池1本では1000ルーメンはターボモード的なもの。Midモード明るさがカタログに明記されていないので分かりませんが、連続点灯させると「Midより明るいが1000はない」程度の明るさまで落ちます。Midが推定200ルーメン程度とすると400か500か、、といった感じです。驚くのはそのナチュラルな明るさの落ち方と熱の具合。連続点灯させるとやはりボディは熱くなるのですが、しばらくするとそれ以上熱くはならない。その代わり明るさも少し落ちたように感じます。そして、少し落ちた明るさでしばらく点灯し続けることが出来ます。一旦消灯して再度Hiモードに入力するとまた1000ルーメンを発揮し、そして明るさがまたナチュラルに落ちていく感じ。熱を感知してなかの、電圧なのか、連続時間なのか、詳細は分かりませんが優れた技術だと思います。

P7R-11
入り箱はこのようなもの。樹脂製ケースではありません。
P7Rはルーメンの数値だけを見るとすごく尖った性能のアイテムのように見えますが、実際はかなり実用性を重視したモデルとなります。また、携帯性も充分に考慮した全長158mm、ヘッド径37mmのサイズ感も従来のモデルに近いものであり、大きな違いもありません。型番の通り定番のP7系の充電モデル、といった感が強いように思えました。LED LENSER 製品のなかでは決して安価なモデルではありませんが、充電器、充電池がセットになったものではトータルコストで見れば標準的なものかと思います。

LED LENSER(レッドレンザー) P7R 9408-R 充電式 LEDライト

次回はM7Rとの比較も含めて相違点などご紹介したいと思います。