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KANEDEN (カネデン) SUREFIRE A19互換 エクステンションチューブ

終わるものがあれば始まるものもあります。

本日ご紹介するのは今は無きA19エクステンションチューブの互換パーツです。SUREFIRE A19はかつてあったCR123電池1本分のサイズの延長チューブです。現在のSUREFIREのモデルはその殆どがヘッドの外れないものになっておりますのでこのパーツあまり意味が無いのですが、キセノンバルブがメインだった頃は6Vのボディに9V用のより明るいランプを入れて使ったりすることが出来ました。6P LEDなどが出てきた頃にもまだ有用性がありましたが、それ以降は可電圧による事故を防止する都合上か、A19は生産終了してしまいました。

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このアイテムは6P オリジナル等の1インチ径のパーソナルモデルのボディに連結可能なパーツです。主には先にご紹介したキセノンバルブやH2T等の社外品のLEDモジュールで9V〜12Vまで対応したモデルに使用可能です。共用電圧内で電池を増やす分にはランタイムを長くすることが出来ます。

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また、最近H2Tより発売されたXHP-50を使用した9Vモデルの場合、6Pボディに入れて使用する場合は定格3.7Vのリチウムイオン充電池を2本使わなければ本来の明るさが発揮されないなど、乾電池を使用したユーザーにとってはちょっとハードルの高いアイテムも出てきましたので、普通に乾電池で使用できる環境整備を目指して製作次第です。他にも使い道はいろいろありますし、「過去のSUREFIRE」を有効活用する上でもきっと役に立つのではないかと思います。

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注意事項としては必ず使用電圧を守ること。必要にして最低限の注意点です。

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このパーツは日本国内の旋盤工場に依頼して製作していただきました。コレくらいのアイテムになると海外に依頼した方が高いくらいかと。ボディはアルミ合金製、表面処理はアルマイトです。ミルスペックとかありません(笑)。その分価格は抑えることが出来たかと思います。削りの精度は高く、ボディやスイッチとの適合性は高いと思います。ただ、滑り止めのローレットがSUREFIREのそれよりもエッジが立っていてしかもそれが細かく、谷間のアルマイトが出来ていない部分もあります。細かな点ですが、予めご了承お願い致します。

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6Pボディやスイッチとの色の風合いは非常に近いです。驚くほど違和感なくてよかったです。ネジ部分の適合ですが、本体の個体差もあるので何とも難しいところですが、けっこうキツメだと思ってください。使用するときはシリコングリスなどを薄ぅーく塗布して使った方がいいかも知れません。ご参考までに。

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個人的には雷光三眼の 6-9V 樹脂ボディ対応低出力版につけて使っています。2セルでも十分に明るくランタイムの長いモジュールですが、さらに長く使えるので便利に使っています。実用的に使っていらっしゃる方にもおススメです。

多くの生産終了品を出したSUREFIREですが、来年にはFURY系で新しいモデルが入るそうです。新しい商品が入荷するということで一安心しました。SUREFIREはこれからも廃盤を重ね新しいものに生まれ変わっていくことでしょう。ただ、過去の製品でも現状使えて問題なければ使い続けたいですよね。シュアファイア高いですし、、、そうしているうちにその製品に対して愛着がわけば尚のことかと思います。今回このA19互換のエクステンションチューブがどれほどお役に立てるか分かりませんが、使えるパーツの一つしてご利用いただければ幸いです。どうぞご検討お願い致します。

KANEDEN (カネデン) SUREFIRE A19互換 エクステンションチューブ