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アカリセンターのHATTAです。本日9月1日は防災の日。ラジオやテレビ、新聞、雑誌等でも防災グッズやその心得など様々な情報が紹介されております。弊社でもそれ関係の問い合わせなどは多くあり、懐中電灯特にLEDを使用しましたLEDライトの関係になるんですが、どうしても「ハード」であるライト本体ばかりが注目されてしまいます。もちろん、弊社はライトを販売しているお店になりますので当たり前なのですが、弊社の取り扱いますライトのほとんどは「電池」を電源として使うものになります。そして防災の備蓄としてはライト本体も大事ですが、電池はもっと重要です。

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一言に電池といっても様々あります。使い捨ての乾電池、充電のできる充電地、サイズもお馴染みの単一、単二、単三、単四、CR123、などの他にもたーくさんありますのでその一つ一つを紹介していると大変なことになりますので割愛いたしますが、それぞれ特徴があり用途に向き不向きがあります。本日は防災用という点にフォーカスを絞ってご紹介します。

「災害は何時、どこで起きるか分からない」

誰でも知っている言葉です。そしてこれから先、それはいつか分からないけど必ず起こり、我が身に降りかかる可能性のあるものである、と言うことも先の震災にて心得ているハズです。ですが日常とは恐ろしいもので、そういった意識も過ぎていく日常に流されるように薄くなっていくものです。「懐中電灯は持っている、でも備蓄の電池はない」なんて人は多いと思います。それは別に悪いことでもなんでもありません。むしろ普通であり、防災用にライトを用意しているだけでも充分、意識高い系の方です。

東日本大震災の時、乾電池があちこちで品切れして手に入らなかった、という経験をされた方は多いと思います。一時的にですが東日本は電力が不足し、計画停電でなど各地でありましたのでその恐怖と混乱から普段は品切れになることなどほとんど無い乾電池の需要が高まり店頭から姿を消したわけです。乾電池だけでなく、発電機や簡易的なソーラーパネルなど、高価な製品さえ売り切れておりました。

乾電池であれば何れ使うことになるであろうアイテムですが、発電機がその後どれほど活躍されたか甚だ疑問です。そして、冷静に考えてみれば乾電池でさえそこまで買いに走る必要があったかどうか、、、。

電池はそもそも備蓄する必要がもあるのか?という問いに対しては「その方が良いです」とお答えします。
「できれば、平時に」とも付け加えます。ただし、備蓄電池は種類と保管方法に条件があります。

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乾電池にしても充電地にしても永遠に電力を貯めておけるものではありません。電池の技術は地味ではありますが確実に進歩しておりますが、現時点では「電力は貯められないもの」と認識してください。多くの電池には使用期限または製造年週などの記載がございます。必ずではありませんが大手の名の知れたブランドの電池であれば漏れなく付いているでしょう。

上記の電池であれば2023年の5月までが使用期限です、と表記したものです。リチウム乾電池の場合、約10年後に自然放電を始めます。明日使うのも、10年後に使うのも性能は変わらないという意味です。ですが、この使用期限はかなり厳密な温度と湿度が管理された環境下での数字なので現実的かと言われると難しいと思います。可能であれば古いものから使用していきできるだけ新しいものを備蓄するようにした方が良いですね。

まぁ、スーパーで牛乳を選ぶ時に出来るだけ賞味期限の長いのを選ぶのと同じ感覚になりがちですが、使用期限のスパンが違いますからね、そこまで気にする必要がないのも事実です。

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使用期限の表記で注意事項が一つ。メーカーによっては使用期限ではなく製造年を書いているものがあります。上記のストリームライトのCR123の場合、「0315」は「2015年の第三週(つまり1月11日〜17日まで)に作られたのです」という意味になります。

まずは、電池を備蓄されるのでしたら「使用期限」、「製造年週」などを確認されてからご購入されることをおススメします。

次に保管場所と保管方法ですが、これは「絶対」はありません。強いて言えば高温多湿にならない場所にライトと電池を置いておくのがベターですが、そういった場所が自宅や職場に必ずあるとは限りません。ですから、環境の良い場所に隠すように置いておくのではなく、常日頃皆が周知した場所に置いておくのがベストです。その方が実用的で便利です。

また、間違った保管方法だけは避けて欲しいと思います。それは、「電池を装填した状態での長期保管」です。イザと言う時にすぐに使えないと不便じゃないか!と思うかも知れませんが電池を入れる暇も無い状況でライトがどれほど役に立つか疑問です。でしたら、いつでも使えるよう小さなライトを肌身離さず持ち歩くことをおススメします。

電池をライトに入れた状態、特にアルカリ乾電池の場合、過放電による「液漏れ」というトラブルに陥るケースがございます。バッテリーボックスの蓋が開かない、、、白い粉みたいのが噴いている、、、なんて状態は間違いなく液漏れです。こうなるとライトはほぼ再起不能です。ライトと電池を揃えた、これで安心!と思ってそのまま放置すると残念なことになりかねません。ですから、どうしても日ごろライトなんて使わないよ、という方は電池をライトから抜いて保管してください。そして防災の日に電池の使用期限を確認し、「そろそろ変え時だなぁ」と思ったら古い電池を何かに使って、新しい電池を用意すれば良いのです。それは防災袋に入れた乾パンの賞味期限を確認するのとさほど変らない心得だと思います。


ここまで書いてナンなんですが、、、出来ればライトに関しては「防災用」という概念を一度取り除いていただきたいと思います。なぜか日本では「懐中電灯= 防災用品」と認識されがちですが、懐中電灯は命を救ってくれる道具でも何でもありません。暗いところを照らす道具です。

災害は自宅に居る時に起きるとは限りません。それは職場であったり、街中であったり、時と場所を選ばずに起こります。災害用としての保管、備蓄が大切なのはもっともですが、それ以上に日ごろから小さなライトでも持つというのはもっと大切なことだと思います。そして実際に使ってもらえれば分かりますが、懐中電灯は思いの外便利なんです。具体的な用途がなくてもそれ自体持ってもらえれば便利だと認識していただける状況が日頃からあるはずです。「懐に入れられほど小さな電灯」が懐中電灯でございますがから積極的に外に持ち出して、身につけていただければ、それがイザと言う時の備えにもなる、、、と言うのが私の考え方です。

長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。普段あまり防災用としてライトや電池をおススメすることはありませんが、年に一度は自分への戒めも含めこのような記事を書きました。読んでいただいた方のご参考になれば幸いでございます。

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