MH12-1
NITECORE (ナイトコア) MH12 充電式 LEDコンパクトライト

七夕の本日は新発売のNITECORE MH12をご紹介致します。MHシリーズはマルチタスク ハイブリッドの意味です。ハイブリッドたる所以は充電池でも乾電池でも使えます、的なことらしいです。ハイパワーのリチウムイオン充電池を使用することを前提としているので基本的に明るいモデルが多いのも特徴の一つです。このMH12も例に漏れることなくMAX1000ルーメンと非常に明るい設定です。CR123 x 2本サイズのライトで1000ルーメン、、、NITECOREらしいアイテムですね。

MH12-2
先にリリースされたテールスイッチなしのMH10にテールスイッチを装備した感じです。逆手もちのタクティコーな使い方であればこちらがおススメ。その分全長は139mmと9mmほど長くなっておりますが、携帯性が損なわれるようなものではないので、単純に使い方、好み違いで選んでいいと思います。どちらも1000ルーメンってね、無茶した設定です。ボディやスイッチには各所に滑り止めのローレットが刻まれておりますが、全体としてはストレートで凹凸の少ないボディ。ヘッドもボディも1インチ(25.4mm)となります。

MH12-3
Nのマークでお馴染みのテールスイッチボタン。テールから凸型に飛び出たボタンは押しやすく、横方向からの押しても作動します。一応、誤点灯防止のクラウンが二箇所ついておりますが、押し難さは感じません。テールの角が斜角に加工されているので指が痛くなく、押し易さを感じる部分でもあります。

MH12-4
充電は付属のUSBケーブルで行います。MHシリーズの特徴ですが、必ずメインスイッチをONにしてUSBケーブルを挿してください。だだ、USBケーブルを差し込むだけでは充電を開始しません。MH12であれば必ずテールスイッチを1クリックです。

MH12-7
スイッチボタンは2箇所あります。テールとヘッド。テールがメインスイッチで、ヘッドがモード切替スイッチです。メインスイッチ点灯後、順手に持ち替えてポチポチとモード切替ボタンを押して明るさなどを切替えます。ヘッドで設定した明るさは固定され、テールスイッチをOFFにしても次回点灯時に消灯時の明るさを再現します。テールスイッチは半押しでの間欠点灯が可能。ストレートなボディなので逆手持ちも順手持ちもどちらも良好。1インチボディはやはり握りやすいですね。

MH12-6
搭載LEDはCREE XM-L2 U2 。リフは少し深め、1インチヘッドなのでさほど集光されることはありません。どちらかと言えば拡散系。近いところでは中心光の明るさ目立ちますが、少し離れると散る感じ。

MH12-8
MAX1000ルーメン。明るく、ワイドな配光です。ただ、やはりこのサイズですから急速にボディは熱くなります。連続点灯させるのであればMedモードの240ルーメンが現実的。テールスイッチで間欠点灯が出来るのでHiモード1000ルーメンは短時間の点灯での使用をおススメします。

このモデルに近い性能で充電機能を搭載していないP12というモデルがあります。正直、これに充電機能を付与したものです。明るさなどは殆ど違いが分かりません。なので、殊更新しい印象は受けませんでした。NITECOREは細かな仕様違いのアイテムをドンドン出してきますね。18650充電池を使われる方でしたら、内蔵充電器の有無はあまり気にされないのではないかな?と思ったりします。初めて購入するモデルがMH12であれば、充電器が内蔵されていて充電池やUSBケーブルもついてくるこのモデルはお買い得に感じるかも知れませんね。

NITECORE (ナイトコア) MH12 充電式 LEDコンパクトライト