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INFORCE (インフォース) APL ピストルマウント ウェポンライト

約2年ぶりに販売を再開しました。米国 Emissive Energy社のタクティカル・ミリタリーライトブランド「INFORCE」のAPLについてご紹介致します。APLはAuto Pistol Lightの略らしいです。つまりハンドガンにマウントすることを前提としたウェポンライトです。カクカクしたSFチックで前衛的なデザインがいかにもINFORCEらしくって良いですね。SUREFIREもSTREAMLIGHTも遠目には見分けがつき難いですが、INFORCEは唯一無二の姿をしております。

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見た目だけが変っているわけではありません。その操作性も唯一無二です。他のどんなピストルマウントのライトよりも大きなパドルスイッチを持ち、厚手のタクティカルグローブをしていてもイージーな操作が出来ます。パドルスイッチは内側に向かって傾斜が付いており、指で押しやすくなっております。押すというよりは「内側に傾ける」ように操作します。左右どちらも同じオペレーションなので利き手に関係なく操作が可能。

消灯状態から押し続けるとモーメンタリー、軽く押し込むと常時点灯します。これは好みが分かれます。モーメンタリーだけを使いたい人にとっては常時点灯に入り易く、少しストレスを感じるかも知れません。

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使用電池はCR123リチウム乾電池1本。単セルでMAX200ルーメン、もちろんシングルアウトプット。調光はありません。ランタイムは1.5時間。単セルで200ルーメンなら順当なスペックかと思います。ヘッドユニットは放熱性を考慮したアルミ合金製。ボディはグラフィアトの混じった特殊な樹脂素材を使用。電池交換はヘッド側を緩めて行います。スイッチ部分から開けるメジャーブランドのタイプに比べると普通の懐中電灯っぽい感じです。ただし、電池はヘッド側にマイナス極がきます。

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非常に丈夫で軽量なのが特徴です。電池込みでわずか80g!この軽さは大きな武器です。単セル仕様にしたのも軽さに拘った故の選択かと思います。 サイズは長さ76mm,幅30mmほぼ箱型をしております。ヘッドユニットはボディに埋没するように装着されているので樹脂ボディから出るベゼルは7mmほどしかありません。その為、よりコンパクトに感じます。

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レンズは透過性に優れたガラスレンズ。低反射コートが施されております。リフレクターはスムースリフ、搭載LEDはCREE XP-G2のようです。リフは程よく深く、200ルーメンと言えど照射距離はそれなりにあります。少なくともハンドガンで使用する現実的なレンジを照らすには充分な性能です。

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照射距離10m
中心光が明るく、周辺光も充分にあります。前衛的なボディと違って配光は至って素直で優秀な感じです。手前から奥まで良く見えます。他社の2セルモデルに比べると明るさという点では若干落ちるところがありますが、実用に問題のない明るさです。

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レールへのマウントは幅広のマイナスドライバーかコインでネジを緩め、レールに引っ掛けて閉じて固定します。このライトについたユニバーサルマウンティングブラケットなるものはなかなか優秀です。フィット感も良く、しっかりと固定が出来ます。ただ、一部のハンドガン(ベレッタPX4またはH&K USP)には残念ながら適合しません。ただ、トイガンに関してはその限りではありませんのでご了承お願い致します。

ボディカラーはBKグラファイトとフラッドダークアースの二色。
操作が簡単でしかも押しやすいスチッチは秀逸。未来的なデザインも樹脂パーツを多用したレイテストモデルに似合うと思います。

INFORCE (インフォース) APL ピストルマウント ウェポンライト