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LEATHERMAN (レザーマン) REV レブ マルチツール

アメリカのマルチツールブランド LEATHERMANから新商品が入荷しました。これまで発売されたRAPTOROHTのような華々しい入荷ではなく、本当にひっそりした入荷でした。営業からの案内もなく、たまたま本国のウェブサイト見て国内の代理店に問い合わせて入れてもらいました。

正直、初めて見た時は「地味なアイテムだなぁ〜」と思いました。しかし、しばらくツールを開いたり、閉じたりしていくうちに鳥肌が立ちました。このマルチツールは凄いです!
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これまでのマルチツールとはコンセプトが全く異なります。通常、LEATHERMANのマルチツールは目的や用途を限定したスペシャリティーの高いモデルと、汎用性の高いモデルの2種類に大別できます。専門性の高いモデルと言えば、MUT-UTILITYEODクランチなどがあります。対して、汎用性の高いたくさんのツールを詰め込んだWAVESUPER TOOL 300などが代表格でしょうか?このREV(レブ)はどちらかと言えば「汎用モデル」の部類に入るのですが、この地味なモデルが主張するものはこれまでの汎用モデルのコンセプトを否定するものなのです。

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左右で異なるハンドルの厚み。これがミソです。この写真で言うと上が2個、下に3個のツールが収納されております。本来のマルチツールのコンセプトで言えば、上にももう一個ツールを追加しているはずです。一つでも多くのツールを詰め込み、より多くのことが出来るように作るのがマルチツールの基本だからです。しかし、REVは2個にとどめております。なぜか?

ハンドルの厚みが違うことはハンドルを握ることによって分かります。つまり、どちらのハンドルに何のツールが入っているのか、開いて見て確認せずとも大よそ分かるわけです。マルチツールはたくさんのツールを詰め込めば詰め込むほど目的のツールが見つけ難くなり、展開し難くなるジレンマを抱えております。しかし、レブはハンドル部分に収納したツールは目的別に左右に分けられております。

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クリップ側を裏とするならば、ユーザーから向かって左側にはプラスとマイナス(大)のみが格納されております。この二つのツールは何かを組み立てたり、分解する時に使うであろう頻度の高いツールだと思います。分解、組み立て時にそれ以外のツールが必要でしょうか?もちろん、ネジのサイズや種類が異なればマルチツールとは別に工具が必要になりますが、そうでなければ左側のハンドルにそれ以上のツールを詰め込む必要は無いのです。だから、こちら側にはプラスとマイナスドライバーしか入っていないと思われます。

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反対側の右側には主に「開ける仕事」が詰まってます。ダンボールのテープなど切るのに便利なオープナー、栓抜き、缶切り、ヤスリにナイフなどです。何かを切る、開けるといった動作であれば右側だけ開けばいいのです。REVは目的、仕事別にツールが効率的に振り分けられている点がこれまでのマルチツールのような「詰め込み型」と大きく違うところです。しかも、それが厳選されております。これだけ少なければどちらのハンドルに何が入っているか覚えられますし、ツール自体も展開し易いはずです。

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ナイフは一本だけ。モデルよっては反対側のハンドルにノコギリや波刃が付いていたりします。それぞれ便利なものですが、REVを使う人はそれらを必要としないと想定しております。「開ける仕事」側の厚みのあるハンドルに収納されているのでハンドルを握ればどちらにナイフが入っているかすぐに分かります。

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想像するにREVは日常系です。通販で注文した組み立て式の家具が届いた、、、REVがあれば開梱から組み立てまでこれ一本でOKです。そんな感じのマルチツールです。銃器のメンテナンスも爆弾処理も、キャンプでの火起こしも出来ませんがホームツールとして自宅の分かり易いところに置いておけば役立つこと間違いありません。高級モデルのような所有感はありません。それでもこのREVがもつツールとしての可能性は他の多機能性を謳った高級モデルにはないモノがあります。通販のお店の私が言うのもなんですが、このモデルほど実際に手にしてこそ、その価値が分かるものだと思います。

LEATHERMAN (レザーマン) REV レブ マルチツール