SR-1
STREAMLIGHT (ストリームライト) 066R サイドワインダー レスキュー

ストリームライトより個人携帯用のパーソナルライト サイドワインダーシリーズの2AA(単三電池2本)モデルが入荷しました。過去にもこのタイプのモデルは存在しましたが、今回入荷したモデルには「RESCUE」の名称が入ります。何がレスキューなのか、その点も含めてご紹介します。

外観的な大きな違いはライトユニット部分にスライド式のレンズのようなものが付きました。スライド部分は金属製でガッチリとした感じ。これをスライドさせるには親指で左右に押し込んでやります。動きは少し固く、ゆるくありません。このレンズの説明は後ほど。

SR-2
これまでのモデルと異なる部分のもう一つがこの金属製のプレート。このプレートはナンだろな?と思い調べたところ、ベルクロ両面テープなどを貼り付ける為の平坦面だそうです。ヘルメットの面ファスナーのある部分、例えば後頭部などに貼り付けるそうです。もちろん、面ファスナーを持つベストやプレートキャリアなどにも貼り付けることが出来ます。
SR-3
このサイドワインダーというモデルにはIR(赤外線)ライトを搭載しております。ウェポンライトのように対象を照らすような明るいものではなく、「私、ここに居ます!」とナイトビジョン(暗視装置)を付けた味方に知らせる為のものです。
SR-5
ブルー点灯時

従来のスライドレンズの無いモデルではIRを点灯させていても認知されにくいことがありました。LED光は指向性が強く、見る角度によっては点灯しているかしていないか確認し難い場合があります。このレンズを付けることで四方に光が広がり、より認知され易くなったそうです。拡散レンズというと集光された光を散らしてフラットに照らすものと思われがちですが、この拡散レンズはそのようなものではなく、プリズム効果を利用して夜間に作戦行動をする兵士や救助を待つパイロットが現場でより「目立つ」為のアイテムとなります。

SR-4
各LEDの配置はサイドワインダーコンパクト2とは異なり、赤色LEDの代わりに緑色が付いております。一番明るく光る白色LEDは55ルーメンと変りないです。各色とも4段階の調光が可能。サイドにあるスイッチを長押しすることでLowモードから始まり、4段階の自動調光が始まり、任意の明るさでスイッチを離すとその明るさで点灯します。メモリー機能は無く、必ずLowモードから点灯します。
LEDカラーの変更の仕方はスイッチを外側に引っ張り、任意の方向に回します。スイッチには凸状のカギがあり、それが嵌るとLEDの色が変ります。

SR-6
単三電池2本使用。バッテリーケースは底面のネジを緩めて開閉します。バッテリーキャップと本体はワイヤーで繋がっており、キャップの脱落を防ぎます。ボディ側面に電池の装填方向を示す+マークの凸印があります。

SR-10
別売りのパーツで装着可能なものとしてピカティニーレールに装着可能な 14057 ヘルメット用レールマウントなどがあります。ただし、コンパクト2に付属するヘッドストラップ14059 にはクリップのサイズが異なるので装着できません。ご注意ください。

SR-11
5m白色照射
サイドワインダーレスキューはウェポンライトではありませんので明るさは抑えめです。Lowモードスタートもその為です。明るさよりもランタイム重視のモデルと言えます。これの昔のモデルを今でも時々自宅で就寝後の「隠密行動」で使用しておりますが、今まで電池を変えた記憶がありません。白色LEDとかほとんど使用しませんし、カラーLEDだけでは全然消耗しないですね。

SR-8
ヘッドは185°の任意チルトが可能。様々な持ちが方が出来ます。無骨なミリタリーライトですが、なかなか可愛らしい姿をしておりまして愛着がわきます。軽さで選べばコンパクトモデルですが、こちらの2AAモデルも悪くありません。

STREAMLIGHT (ストリームライト) 066R サイドワインダー レスキュー