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東京では今期初の降雪があった日曜日 24耐に参加したメンバーとゲストを連れてナイトライドに行ってきました。私は3月にやったナイトライド以来、今年二度目。家族が増えるとこういったイカレたイベントに参加するのが難しくなります。来年はもう少し頑張ります。

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さて、今回はDOSUNのレギュラー商品の一部とまさ未発売の新商品のデモを兼ねたライドとなります。明るさや見え方だけではなく、マウント類など細かな部分についても気が付いたことを書かせていただきます。
まず、ライダーの一人に付けてもらったのがDOSUN LR260 LINEというリアライト。同社の製品ではRUBY USBが人気ですが、こちらのライトの方が目立ち度高し!です。小さなLEDが線上に配列されたこの製品は横方向へのアピールを得意とします。点灯させると自転車のリアを染めるように美しく光るのでとてもカッコいいです。ただ、残念な点としてはシリコンゴム製のマウントブラケットの長さが少々短いこと。最近のMTBではシートポストが油圧や機械式で上下するドロッパーポストが普及しつつあります。可動部分には付けられないのは当然ですが、クランプ部分が太くなるので上手いこと取り付けられないのです。なので、上記の写真のようにチェーンステーに取り付けてみました。多少汚れてしまいますが、これはこれでとても目立ちます。余程マディーな泥んこレースでもない限りこの位置でも問題ないと思います。

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夕方の5時にコンビニ前に集合し、ライトの準備をして出発します。皆さんいろんなライトをいろんな付け方をしてきます。特にベルメット部分のマウントの仕方は創意工夫に富みます。結構気合を入れて来る人はここを工夫してきます。GENTOSのヘッドライトを2灯、SUZUKIのビックバイク的な面構えが面白いですね。元々付いているヘッドバンドを外して汎用のベルクロやタイラップをヘルメットのベンチレーターに通して付けております。
あとは、汎用のバイクブラケットを使用してハンディライトを取り付けるのは定番だと思いますが、自転車用ヘルメットのベンチレーターは複雑な形をしたものが多いのでなかなか上手く付けられないケースがあるのでご注意を。

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トレイルに入ると辺りは真っ暗になります。この日は非常に寒く身体を動かしていないとあっという間に冷え固まってしまいます。なので、春にやった時に比べれば休憩少なめ。24時間の耐久エンデューロに出るような人たちですからナイトライドも慣れたものです。しかもライト自体も近年非常に明るくなってきておりますので人数が集まりますとさほど昼間と変らないくらい明るく感じることもあります。

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H2T 雷光四眼 二色 P60互換 ドロップインLEDモジュール
二色仕様のLEDモジュールも早速実戦投入してみました。今回は昼白色と電球色の組み合わせ。色温度で見え方も違ってきます。状況に合わせて使い分けてみましたが、電球色好きとしてはやはり色温度が低いほうが見やすかったと思います。また、中心光が無いのであまり光は飛ばないかなか〜と思いましたがそんなことはありませんでした。何よりワイドにフラットに程よく広がりますので視認性は非常に良好。明るいところとそうでも無いところの境がなくナチュラルな視界が得られました。今回はこのモジュールをSUREFIRE 6Pに入れてLFP16340 600 リチウム充電池を使用しましたが、連続点灯で約2時間ほど使えました。ほとんど照度が落ちずにストンっと消灯しました。結構いいスピードで下っている最中でしたので焦りました(笑)。電池容量を考えるとなかなかのランタイムでしたが、「徐々に暗くなる」タイプと「ストン↓」タイプの両方にそれぞれメリットデメリットありますねぇ〜。

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春の時はルートミスでえらい時間山の中にいたので電池切れが多発しましたが、今回は皆さんちゃんと電池を持参してきました。山で電池切れになると、ほんと恐ろしいですからね。予備電池は必ず携帯しましょう。

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こちらは近日発売予定のDOSUN SF-375 USB充電タイプの新型バイクライトです。現行のSF300のアップグレードモデルらしいです。SF300に比べボディが一回り大きい感じ、明るさは+75ルーメンと控えめですが、充電池容量が3倍弱になっておりますのでランタイムが飛躍的に長くなっております。Hiモードでは1時間程度しか持ちませんのでLowモードのみで使用しておりましが、ライド開始からトレイルを出るまで明るさが変ることはほとんどありませんでした。自宅に自走で帰る途中にストンと消灯。カタログスペックではLowで4.5時間、実際のランタイムは概ねそれに近いものだったと思います。Lowモードでも充分に走行可能な明るさで、非常にワイドかつ、ハンドル直下くらいから光が広がる特殊な配光をしております。ハンドルマウントのライトとしてはとても理想的な配光です。

ハンドルマウントブラケットはφ25.4〜31.8mm対応とあります。しかし、ベント(曲がり)の付いたアップハンドルの場合は対応範囲以内であっても取り付けが難しい場合があります。また、昨今は35mm径のハンドルも出てきましたからね〜、ライトの取り付け位置はグリップに近いところになってしまうかも知れません。実際自分のバイクにつけいてるハンドルではステムの近くに取り付けることが出来ませんでした。上記でも書きましたとおり非常にワイドな配光になりますので正中近くにライトを付けなくてもさほど違和感を感じなかったのは幸いかと。ヘルメットマウントは工夫次第で何とかなるものですが、自転車用ライトとは言え、取り付けるハンドルの形状や太さで取り付け位置が変ってしまうのは難しいところです。

明るくなって、ランタイムが伸びたのは良いことです。あとはベストプライスが出るのを待つばかりです。どうぞお楽しみに。

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今回もお付き合い頂きありがとうございました。寒いながらも熱いライドが楽しめました。装備とルート選びさえ間違いが無ければ楽しいのがナイトライド。昼間に感じる楽しみとはまた違った高揚感が楽しめます!明るいライトを付けて是非ナイトライド楽しんでみてみませんか?

興味はあるけど一人で山に行くのは怖いなぁ〜と思う方は是非、プロのガイドに依頼されるのがいいでしょう。
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レンタルバイクもありますので、「バイクは持ってませんが、ライトはあります!」なんて方でも参加できます。お気軽にお問い合わせください。