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karrimor sf (カリマーsf)

この度、弊社はイギリスのアウトドアザックメーカーのカリマー社のミリタリーライン 「karrimor sf」の取扱店となりました。カリマーと言えばアウトドア用品店はもちろん、ストリートファッション系のセレクトショップでも見かける英国のアウトドアブランドの一つです。ユニオンジャックのマークがデザインされたアレです。そのカリマー社が1995年以降、新たに軍や警察の特殊部隊などが使用するのに適したより丈夫で機能性や拡張性に優れたラインを発表しました。それが「karrimor sf(specisal force)」になります。民生品のモデルよりもより強靭な繊維を使用し、厳しい要求に応えた製品群を開発し続けております。メインのリュックサックはもちろん、 PALS webbing(モールシステム)に対応したアクセサリーアイテムも取り揃えました。後付で自分好みにカスタマイズできる楽しみがこのバックにはあります。

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Karrimor (カリマー) SF Predator Patrol(プレデターパトロール) 45 リュックサック
本日第一回目にご紹介しますアイテムはkarrimor sfの中でも代表的なモデルPredator Patrol 45です。こちらのモデルはイギリス軍アフガニスタン派遣部隊に採用されたモデルでもあります。ちなみにプレデターシリーズはザック表面にモールシステムがびっしりと装備された最もミリタリーテイストの強いシリーズになります。容量に応じて30、45、50、80-130リットルの4タイプがあり、一番小さな30リットル以外にはリュック本体の両サイドにPLCE(Personal Load Carrying Equipment)と呼ばれる増設収納具が装着できるファスナーとバックルが付いております。これについては後ほどご紹介します。

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リュック全体のシルエットは箱型をしており、衣類などの不定形なものから通信機器装備やラップトップなどの角ばったものまで自在に収納することが出来ます。底の部分に重たいものを納めれば下ろしたときに自立しやすい工夫がされております。メイン収納部と、それを覆う上蓋(雨蓋)によって構成されており、上蓋部分には内側と外側にそれぞれ小さな収納部を持ちます。比較的頻繁に取り出すものを入れておくのに便利です。
この雨蓋は本体に縫製されて繋がっているのではなく、長さの調整が可能なストラップで繋がっております。メイン収納部の膨らみに応じて調整が可能です。また、寝袋などの下に敷くグランドシート(銀マットとか)を挟んで入れられるのにも重宝します。

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ショルダーハーネスと背面部は荒目のメッシュ加工が施されております。通気性に優れ、汗を抑えます。ショルダーハーネスはユーザーの体型や装備品に応じて調整が可能。ショルダーハーネスの付け根のジョイント部分の調整及びハーネスの長さの調整が出来ます。
また、メイン収納部にはハイドレーションパック(水袋)を入れられるポケットがあり、ハイドレーションから伸びたホースをショルダーハーネスに沿って固定できる横方向のモールとクリップが付いております。

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良くも悪くも最もミリタリーテイストを感じられるチェストハーネス。カリマーのマークが付いた可愛いパーツですが、このチェストハーネスは一般的なリュックサックのそれに比べて非常に長いです。このバックを使用するユーザーはもちろん歩兵を想定としております。屈強な肉体にタクティカルベストやプレートキャリアーを装備した方々ですからそれに対応できる長さのチェストハーネスが必要になる訳です。ですが、我々一般人がしかも日本人が使うにはこの部分が少々残念です。調整は可能なのでさほど使用上の問題はありませんが、ダラんと垂れた余ったストラップは如何にもかっこよくありません。黒い輪ゴムやリップタイで畳んでおきたいところです。

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プレデター45の特徴であるクイックリリースベルトバックル。一般的な「カチっ」と留めるバックルと異なり引っ掛けるだけのシンプルで合理的なものです。ライフルを片手にもった状態でもヒップベルトの長さの調整が簡単に出来ます。外すときも派手な音を立てないところも、なんとなく配慮を感じます。なお、ヒップベルトもかなり余りますが、こちらはゴムバンドが付属します。キレイに折りたたむことが出来るのが良いですね。

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メインの収納部のトップはコードを絞って縛ります。コードストッパーが付いているので封をすること自体はとても簡単。開口部のライナーは防水素材で出来ておりコードを緩めると広く広がります。多少収納物がトップより盛り上がってもこのライナーで封が出来るフレキシブルな設計です。ただ、このサイズのリュックサックにも関わらずトップ以外に内部にアクセスすることが出来ないのはちょっと残念。最も大きな80-130サイズになると下部に開口部がありますが、45や50にもあったら良いなぁ〜と。まぁ、これもミリタリーらしい硬くなさですね。

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メイン収納部の内側。背中面には中敷が入っており何も入っていなくてヘタることはありません。手前のポケットがハイドレーションパックが入るところ。内部に二箇所のストラップを装備。箱型の収納物などが中で動かないよう固定できます。内側にストラップが付いたモデルもちょっと珍しいかと思います。

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karrimor sfの素材は1000デニールの超丈夫で密度の濃いナイロン繊維を使用しております。さらに防水性を高める為にシリコン/PUエストラーマーをコーティングしております。いかにもミリタリーといった質感の素材です。丈夫で耐久性に優れますが、民生品の最新のテクニカル系リュックサックに比べるとやはり重いです。プレデター45で2.1kg 数字だけ見るとやはり重いのかな?と思いましたが、実物を持ってみると意外と軽かったです。少なくとも10年愛用している私の持っている30リッターよりも遥かに軽く感じました。これは個人の感覚によりますねぇ〜。

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で、話は先述のPLCEに戻ります。プレデター45は箱型のザックですが、両サイドのファスナーを閉じることでこんなにも薄くなります。中身が少ない場合や保管時など場所を取らずに済みます。とてもユニークで合理的。

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これがPLCEの一つ、サイドポケッツです。複数形になっておりますので2個セットです。このサイドポケッツのほかに3種類のアイテムがご用意されております。こちらは残念ながら1個売りです(笑)。このPLCEにも両サイドにジッパーが付いており、リュックのジッパーと合わせることで両サイドに収納スペースを増設させることが出来ます。

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PLCEを装着することで収納性はもちろん、かなり雰囲気が変ります。用途に応じてカスタマイズできるのが面白いです。ちなみにAMMOは「弾」のこと。M4ライフルのマガジンが1つのポーチに3本入ります。OMNIは「雑嚢」的なものですかね。

次回はこのPLCEに関してもご紹介します。
と言うことで、長々と書きましたが、それくらいkarrimor sfは魅力的なアイテムです。民生品同様、縫製の良さや基本性能を残しつつも、本物のミリタリーが故の丈夫過ぎる製品仕様。これがカッコいいと思える方にはおススメですよ。日常使用に適した30リッターのコンパクトモデルも良いですが、45の方がより「karrimor sf」を感じることが出来ると思います。

Karrimor (カリマー) SF Predator Patrol(プレデターパトロール) 45 リュックサック