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STREAMLIGHT (ストリームライト) TLR-VIR 赤外線照射付 レールマウント ウェポンライト

ストリームライトのウェポンライトの中でも異色の存在を放つのが本日ご紹介するTIR-VIRです。簡単に説明するとTLR-1にIR照射器を取り付けたモデルになります。20mmのレールの付きましたライフルやハンドガンに装着が可能です。

ライト本体の下にコバンザメのように付いているのがIR(赤外線)照射器になります。国内では一般販売が禁止されているレーザーデバイスモデルもこのような形をしておりますがこちらはIRですので問題ありません。

一般的な可視光のみ照射可能なウェポンライトと異なる点があります。最初見たとき違和感を感じました。それは表面の見える部分に型番やメーカーロゴが一切刻印されていないのです。ブラックアウトしたボディは正体不明、所属不明な特殊な雰囲気が滲み出ております。

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IR(不可視)とVIS(可視)を切り替えるのがIR照射器の後ろにあるトルグスイッチ。ディフォルトではOFFの状態になっており、各種スイッチを押しても点灯しません。IRまたはVISにスイッチを倒して使用します。スイッチは付属のリモートスイッチか、本体後方のスイッチで操作が可能です。

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注意点が一つ。テールのバッテリードアの外し方が通常のTLR-1と異なること。通常は上方に向かって開きますが、VIRは下方に向かって外れます。再装着される際はバッテリードアをIR照射器の上にあるガイドに差し込んで蓋を閉めます。通常と異なりますのでご注意ください。

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付属品一覧。リモートスイッチのほか、両面テープやタイラップ、リモートスイッチクリップが付属します。
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リモートスイッチクリップは上記のようにレールにスイッチをスマートに確実に取り付けるためのアイテム。非常にしっかりとスイッチを固定してくれます。

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可視光部のベゼルには反射光を防止する遮光キャップが付属します。フリップ式になっており使用時はこの蓋を開けて使用します。可視光の明るさはMAX300ルーメンのシングルアウトプット。レンズ、リフレクター共にTLR-1と同じなので同じ配光、明るさとなります。屋内外いずれも充分に対象を照らすことが出来る明るさです。

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肝心のIRの明るさをホームビデオのナイトビジョンモードで撮影してみました。

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比較的近距離ですとIR LED素子の形がくっきり見えるような集光スポット配光です。照射面は広くありませんが、思っていたよりも明るかったです。照射距離が少し離れると散りますが、遠方照射は元々そんなに考慮されていないようです。

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ナイトビジョンの性能にもよるかと思いますが、遠くを照らすと光が散ってしまいのでリフレクターやレンズを搭載したモデルに比べると照射距離はさほどありません。可視光の明るさから見ても屋内での使用がメインではないかと推測されます。

非常に特殊なタイプのライトになりますが、ナイトゲームやインドアでの闇戦を楽しむ方には使えるかな?SUREFIREのように内蔵型もスマートでクールいいですが、この外付けのゴテっとしたこの感じもなかなかカッコいいですね。

STREAMLIGHT (ストリームライト) TLR-VIR 赤外線照射付 レールマウント ウェポンライト