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COCHLAN’S (コフラン) NO.8720 ヘッドライト 電球モデル

「初めてアウトドアアクセサリーを選ぶならコフランがおススメです」

そんな謳い文句を持つブランドがカナダ生まれのコフランです。キャンプやアウトドアを楽しむ為のギアを低価格で提供しているメーカーです。本日ご紹介するのはまるでトイカメラのような可愛らしいヘッドライトNO.8720です。
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弁当箱のようなバッテリーボックスに大型のリフレクターを持つヘッド部分。飾り気のないシンプルな黒いバンドが逆に渋くカッコいいです。今時見かけないオールドスクールなスタイルのルックスは「レトロ」とも違う「昭和」な雰囲気を持ったアイテムです。

そもそもこのライトを扱う気になったのはあるお客様からの問い合わせでした。

そのお客様というのは映画の小道具を調達する会社の方でした。ある映画で80年代頃の設定で撮影に使いたいのだが、今はどれもLEDばかりで困っているとのこと。1980年代にはLEDを使用したヘッドライトは存在しませんでしたからね。時代考証ってやつです。さほど昔の話ではありませんが(まぁ、それでも30年以上前か、、、)当時のスタイルを持つヘッドライトは一様にLEDライトによって駆逐されてしまい、見つけられないので探して欲しいとのオーダーでした。

そこでおススメして採用された商品がこちらです。ケースとしてはかなりニッチなものですが、私自身、この商品に対してかなり興味を持つようになりました。

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単三電池4本使用しますが、2本でも使用可能です。防水パッキンなどは見当たりませんでした。本当に簡単なものです。スイッチはバッテリーケース上部にあるスライド式スイッチ。これもシンプルなもの。スライドを動かすことで物理的に押されてバッテリーの接点に触れて点灯します。スイッチの仕組みが良く分かります。

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ヘッドのチルトは約90度。角度調整は無段階。ラッチのようなものはありません。ネジのテンションで硬さを調整します。ヘッドユニットとバッテリーを繋ぐ細い赤と青の配線が見えます。配線の出入り口に防水パッキンはありません。

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ヘッドユニットのベゼルを持って反時計回りに回すとレンズカバーが外れます。リフレクターはアルミ蒸着された樹脂製のスムースリフレクターが使用されております。レンズは樹脂製なんですが、素材の詳細は分かりません。ポリカーボネートなんていう立派なものではないと思います。

電球はマウント部分に刺さっているだけです。何かで固定されておりません。レンズカバーを取り付けることによってリフレクターが電球をおさえているだけです。なので、レンズカバーを外すときは電球が落ちないよう注意が必要です。
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ちなみに、、、使用電球は2.4v 0.5Aの弱電用の電球。探せばまだあると思いますが、弊社では取り扱いがありませんでした。そこで試してみたのがNITEIZE (ナイトアイズ) ハイパワー LED バルブ MAGLITE C&Dアップグレードモデル

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ちょっと口金(くちがね)の先端が少し長かったですが無加工で取り付けできました。本当に簡単な仕組みなのでかえって汎用性があるようです。

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こちらがオリジナルの電球での照射。白熱灯なので意外と集光性が良く、中心光は飛びます。周辺光も広く出るのですが、如何せん暗いのでカメラにはあまり写りません。周辺光は手元足元が精一杯です。

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LED電球に換装したもの。お世辞にも配光の美しいものではありませんが、電球モデルに比べれば、、、確実に中心光も周辺光も明るくなっておりました。特に周辺光ですね。明るくて広いです。

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グリーンのパッケージにイエローのロゴが可愛いですね〜。

このヘッドライトを見る限り最近のヘッドライトは実に高性能で高機能。その必要があるのか疑問に思ってしまうくらいです。敢えてこのヘッドランプを選ぶ必要があるとすれば手軽な価格とこのスタイルですね。無理にLED化させずに電球が切れるまではノーマルで使ったほうが味が出て良さそうです。

COCHLAN’S (コフラン) NO.8720 ヘッドライト 電球モデル