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SILVA (シルバ) CROSS TRAIL (クロストレイル) 2 4AA LEDヘッドライト

交差する二つのトレイル

SILVA X-TRAILの後継モデルCROSS TRAIL2が発売されました。ずっーと「エックストレイル」かと思っていましたが、「クロストレイル」だったようです。お客様に間違ってご紹介して済みませんでした。今回発売されたCROSSTRAIL2はヘッドライト兼自転車用ライトとなります。トレイルランでもバイクライドで使える豊富なアダプターアクセサリーが特徴です。もちろん、明るさや各種パーツもバージョンアップ!より使いやすいモデルに進化しております。

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アダプターはヘッドライトマウント、ヘルメットマウント、そしてバイクマウントの3種類。灯具を何かにつける際、重要なのがライトを取り付けるためのマウントです。テープやタイラップを使用することでライトを取り付けることも可能ですが正直、スマートではありません。安全面という意味でもちゃんとデザインされたマウントを使うことをおススメ致します。SILVAの製品はそのマウント部分がとてもしっかりしております。

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ヘッドバンド幅は29mm 一般的な幅広のものでも25mmですので、さらに太いものになります。ヘタリ難く、丈夫な仕様です。ヘッドバンドの裏地にはシリコンゴムが張られており、キャップやワッチなどの上から装着してもズレ難いのも特徴です。

光源部分のライトユニットにデザインの変更はなくカラーリングの変更のみです。スイッチはユーザーから向かって右側にあります。スイッチボタンはボディよりも凹んでおり、収納時の誤点灯防止の役目を果たします。

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変更点としてバッテリーケースがあります。旧モデルは四角いものでしたが、今回のモデルはTRAIL SPEEDと共通品です。縦に2列 計4本の単三電池が入ります。旧モデルよりも防水性に優れたモデルになっており、自転車のフレームにもマウントしやすい形状です。バッテリーケースとライトユニットから繋がるコードは分離が可能。

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ライトユニットは耐衝撃性に優れたABS樹脂とアルミ合金で構成されております。放熱部分はアルミを使用し、ライトユニットの背面より放熱しております。指で触れ難い部分ではありますが、Hiモードでの連続点灯時は注意が必要そうです。

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自転車へのマウントですが、付属品のハンドルマウントをハンドルに装着し、ライトユニットを上からスライドさせて取り付けます。「カチっ」と音がするまで確実に押し込んでください。ライトユニット自体は非常に軽量なので衝撃に対して強く、自重でお辞儀してしまうようなことはありません。また、同じようにヘルメットに貼り付けられる両面テープ付きのマウントがあります。「ライトは頭」派の方はこちらをご利用ください。

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CROSS TRAIL2にはヘッドバンド以外に2種類のバンドが付属します。一つは腰に巻けるベルトタイプのバッテリーキャリアーと自転車のフレームに括り付ける為のバンドです。どちらもぶっとく伸縮性がある素材です。特に腰ベルトは幅50mmもあります。タクティカルベルト並みの圧巻の太さです。長さ調整が可能で伸縮性があるので男女兼用です。

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MAX250ルーメン。単三電池4本仕様では平均的な明るさかな?配光ですが、中心部分のメインLEDが恐らく換装されております。なので、どうしても中心光が目立ちます。SILVAお得意の手元からその先までをフワーっと照らすインテリジェントライトではありますが、中心光が明るく目立つのでトレイルランナー2などと比べると集光系に感じます。実際、用途としてランだけではなくライドも含みますのでむしろこちらの配光の方がライダーにとっては有効なものになると思います。

バイクとラン両方で使えるヘッドランプ。私の友人にもどちらもやっている方がいますが、ヘッドライトやバイクライトに要求される条件は結構厳しいです。それらの要求をすべてを叶えるアイテムではありませんが、結構いい線は行っていると思います。特に明るさに関しては充分であり、単三電池4本使用によるランタイムも充分であると思いますので、レースなどの常時点灯しっ放しのフェースでは真価を発揮するアイテムだと思います。

SILVA (シルバ) CROSS TRAIL (クロストレイル) 2 4AA LEDヘッドライト