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NITECORE (ナイトコア) P12 タクティカル LEDライト

今年の初めに入荷し、すっかり定番のアイテムとなりましたNITECORE P12。ポケットロケットの愛称を持つコンパクトなライトですが、MAXアウトプット 950ルーメンのとても明るいライトです。ヘッドからテールにかけてほぼ同じ径のストレートでスリムなボディでありながらスペックはあまりに大きな数字になります。

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消灯状態 防犯灯が付いておりますがやはり暗い道です。

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NITECORE P12 Hiモード
コンパクトでスリムながらその照射はかなり明るいです。搭載LEDはCREE XM-L2 リフレクターはスムースタイプで深さはそこそこ。なので、明るいので遠くまで光は飛ぶが際立って太い光軸になることは無く、実用上はとても明るい拡散系の照射とさほど変わりありません。むしろ、手元から遠くまで一気に視界を確保できるメリットがあります。

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対照的にレンズ式のLED LENSER P7.2 Hi 320ルーメン 最スポット
中心光はほぼ同じ所を狙って照射しました。明るさの数値はP12の1/3程度ですが、中心光部分は明るいのが分かるかと思います。ルーメン値は発光体から発せられる光の総量であり、その光を「どのようにする」かはリフレクターやレンズなどの外部的なパーツに因ります。どちらが優れているかではなく、どちらの仕様が「好みか」の違いです。

周辺光の明るさを取ればP12のようなリフレクターモデルもありですし、ピンで飛ばすならレンズ式の方が明るく、少ないルーメン値で済みます。その代わり照射範囲の広さは望めません。何度もこう言ったことは書いてますが、やはりどうしても「数値」だけに目が行ってしまう方が多いので何回でも書かせていただきます。ご参考にして頂ければ幸いです。

ポケットサイズでドーンと照射。NITECORE (ナイトコア) P12 タクティカル LEDライト


さて、道の真ん中に何かいますね。拡大してみたら猫や犬ではない何かでした。たぶん、アライグマです。人間のエゴでいまや害獣のように扱われてていて可哀想ですが、近所でも実害が出ているようなので困ったものです。彼らは光を恐れません。時々害獣を追い払うのに光が有効ではないか?と問い合わせがありますが、今のことろ有効だった試しを聞いたことがありません。どうしたものか、、、。