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H2T 雷光M3 MN10互換 ドロップインLEDモジュール

SUREFIREのカスタムモジュールをリリースしますH2Tより新たなモデルがリリースされました。なんとあのM3 Millenium Combat Lightに装着可能なLEDモジュールです。これまで多くのSUREFIRE関連のカスタムモジュールを扱ってきましたが、製品化されたM3用のモジュールの実物を見たのはこれが初めてです。

M3に装着可能なバルブは純正のキセノンバルブであるMN10ないしはMN11しかございませんでした。M3TがM3LTになるようなLED化もなく、後継機種の途切れてしまったM3。個人的にはとてもカッコいいライトと思っていただけに何とか「現役復帰させてみたい」と長年夢見ておりました。そしてついに製品として具現化した雷光M3とは如何に!?

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ボディはアルミ削り出し。MN01系の雷光小塔と比べると大きくご立派です。搭載LEDはXP-G2 発光体の色は白と電球色を用意しました。なお、M3のバルブ挿入部はとても狭く、XP-G2よりも大きなXM-L2などは入らないようです。

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光源部分のみの交換になりますので外観を崩すことは一切ありません。ありのままのM3がドーンと明るく、ランタイムに優れたモデルに生まれ変わります。M3は何度かマイナーチェンジを繰り返しておりますが、ヘッドがストレートの旧式から最終モデルに至るまで適合が確認されております。

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実際に装填しますとLEDはリフレクターから少し頭を出す程度に収まります。ベストポジションといった感じですね。

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ホワイトが400ルーメン、電球色が300ルーメン。調光なしのシングルアウトプット。ミレニアムシリーズが調光したらなんだか萎えちゃいます。男らしくシングルが似合います。
M3のリフレクターは細かな凹凸の付いたテクチャーリフですが、底が深く基本的には集光系に属するモデルです。ですが、テクチャーリフレクターが光をほど良く散らすので手前から奥に至るまで綺麗な配光となります。キセノン電球用に開発されたリフレクターですが、全く違和感のない素直な配光を実現しております。

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充電池に慣れてしまった方々にはダミーセルを使用することでMAX12Vのレギュレーションを下回ることが出来ます。初期照度に関しては3Vx3本とさほど違いはございません。ただし、充電池と乾電池を混ぜるような使い方は絶対しないでくださいね!混ぜるな危険です。

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お約束の畜光。
カスタムモジュールのでも久々にエキサイティングなアイテムに出会えた感じです。あまりにニッチなアイテムではりますが、M3オーナー歓喜の出来栄えかと思います。LEDの性能もコンバータの性能も進化しております。そしてこれからも進化し続けることでしょう。その進化に対して追従できることが必ずしも必要なことではありませんが、お気に入りのモデルが時代から取り残されてしまうのは忍びないものです。

みなさんも雷光でM3を現役復帰させてみては如何でしょう?まだまだ現役、いや、LEDの進化と共に生涯現役でイケるのがSUREFIREの魅力でもあります。

H2T 雷光M3 MN10互換 ドロップインLEDモジュール