単四電池3本使用:GENTOS (ジェントス) ネクセラ NEX-901D LEDライト
単三電池2本使用:GENTOS (ジェントス) ネクセラ NEX-903D LEDライト
春に発売された新商品GENTOS ネクセラについてご紹介いたします。今回ご紹介するモデルは180ルーメンの最もリーズナブルな2機種 NEX-901DとNEX-903Dです。電池の仕様の違いはありますが、スペックはほぼ同じとなります。ネクセラは従来のスーパーファイアーシリーズの後継にあたる商品ですが、そのデザインはこれまでと大きく異なります。従来品はゴツゴツとしたヘッドや滑り止めのローレットが把持部に施されておりましたが、今回リリースされたネクセラは流線形でスムースなボディをしております。スーパーファイアーシリーズだけでなくその後のドミネーターシリーズと比べてもかなり違いを感じるデザインをしております。どことなくレトロフューチャーな雰囲気です。
ただ、基本的なコンセプトは同じ。順手持ちのプッシュ式のスイッチボタン。ヘッドのフォーカス機能はモデルによって異なりますが、今回ご紹介する2機種はどちらもフォーカス機能を搭載したモデルです。スッキリとした外観のせいか、細くコンパクトになった感じです。
ネクセラシリーズの特徴の一つであるダブルレイヤーボディ。レイヤーとは「層」の意。このような仕様にすることでどういったメリットがあるのかメーカーから詳細な紹介はありませんので想像するばかりです。放熱や連続点灯に置ける熱伝導、他にも耐衝撃性の向上など考えられますが、さてどんなものでしょう?
なお、ヘッドは基本的に分解出来ません。
フォーカスレンズ部分はツイストさせてレンズを前後させます。レンズの可動範囲はスライド式のものに比べ狭く、ワイドとスポットの差異は大きくありません。指先でツイストさせるのですが、動かし難いです。逆にいえばフォーカスが無駄に動くことはありませんので良いのかも知れませんが、LED LENSERに比べるとちょっとストレスを感じるかも知れません。
電池の脱着はテールキャップを外して行います。2AAは直に電池を2本入れ、3AAAはカートリッジに装填して使用します。テールキャップにはストラップを通す為のホールがあり、付属するストラップが付けられます。
照射距離約10m スポットに絞ると丸いような四角いような配光です。これくらいの距離になると集光状態でも中心部はフラットな照射になり、一点のみが明るくなるようなものではありません。レンズ式のライトではよく見られる配光です。
ワイド配光では手前が明るくなり、奥が暗くなります。近い所を均一に照射したい場合はワイドモードにしてお使いください。かなり均一で配光自体も広めです。すごーく広いものではありませんが、ワイドにしても暗いというか「薄い」と感じることはありませんでした。
配光自体は好みもありますが、レンズタイプとしては使いやすいものだと思います。スーパーファイアの同クラスのモデルと比べるとスペック上は僅か30ルーメンほどのアップに過ぎれません。しかし、搭載LEDは見る限りでは新鋭のモデルが搭載されております。恐らくCREE XP-G2かと思います。当然、高効率になっておりますし、熱を持ち難くなっております。本来であればもっと明るい設定にしてもよいのかも知れませんが、かなり実用的な明るさで勝負に出てきたなぁ〜と思える仕様です。
このスペックでホームセンター系のライトの定番アイテムとなれるか!?リーズナブルな価格で買えるレンズ式のライトとしてはおススメ出来るモデルですよ。
単四電池3本使用:GENTOS (ジェントス) ネクセラ NEX-901D LEDライト
単三電池2本使用:GENTOS (ジェントス) ネクセラ NEX-903D LEDライト