NR-1

先週末、LIGHT&MOTIONのプロモーションを兼ねて山を走ってきました。桜も咲き始め、夜桜見物ライドが出来るんじゃないかと期待を胸にローカルライダーを集めてライドしてきました。自前でライトを持っている人やサポートライダー以外はすべてLIGHT&MOTIONで固めてみました。

NR-2
TAZ1200
NR-3
TAZ1000
前回のナイトライドではURBANシリーズがメインでしたが、今回はデモ機にTAZシリーズを投入!この大きさで1000ルーメン越え、随分と明るくなりました。TAZ1200を主催特権で使用。他の皆さまは1000です。正直、これだけでも充分に明るい訳ですが、ヘルメットマウントのライトはコーナーの先を見通すのに必須となりますので、、、

NR-5
URBAN400
NR-4
LIGHT&MOTION VIS360+ や、URBANシリーズも使用致しました。明るさはもちろんですが、先を照らす照射能力も重要です。この日はナイトライド初の方もいたので2〜3時間程度で済ませる予定でしたが、諸藩の事情で山の中に6時間近くもいるライドになってしまいました。おかげでバッテリーのランタイムを実体験するには良い機会でした。まぁ、酷く疲れましたけどね(笑)。

NR-14
TAZ1200の配光 左右下方に広く広がります。ライトの取り付け角に因りますが、上方への光は抑えられております。トレイルでは対向車を気にする必要がありませんのでやや上向きに装着しました。

ゲストライダーとのランデブーポイントの神社に到着したのがPM7:00頃。辺りはすっかりと闇に包まれ良い雰囲気。残念ながらゲストライダーの方々は都合により1名だけいらっしゃいました。あの山のなかの神社で一人待つのはさぞかしさみしかったことでしょう。

NR-6
途中、さらに3名加わり総勢10名。ナイトライドとしてはかなり大人数になりました。風は強いですが、気温はさほど寒くなく走っていれば熱いくらい。虫も少なくまさにナイトライドにはベストシーズン!いよいよ楽しいナイトライドの始まりです。

NR-7
キツイ階段を押し上げて今夜のメインのルートに到着。全体的に緩くアップダウンだした比較的幅広の安全なトレイル。漕ぎまくりで疲れますが頬を撫でる風は気持ちよく、何より明るいライトのおかげで支障なく走ることが出来ました。ナイトライドの度に書きますが、バイクライトは常に明るくなってきていますね。「昔は100ルーメンもあれば、、、」なんてセリフが口をついて出ますが、そのうち「たった1000ルーメンでよくやったようなぁ〜」なんて言う日も来るかも知れません。

NR-8
途中ルートを確認。当初予定しておりました折り返し地点へは順調に到着し、撮影や補給をしているうちに「この後どうする?」的な雰囲気に。バッテリーの持ちから言ってフルで点灯させると1時間程度。そうすると素直に来た道戻りが正解なのですが、気持ちの良いライドにテンションが上がり、「ここの下りは面白いよ、別のルート言ってみる?」と欲をかいてしまった訳です。これが誤りの始まりでした。

NR-10
来た道の分岐からの下りは超ご機嫌でした。ナイトライドならではの見えない部分とリズムよく折れ曲がった九十九道によってテンションは最高潮に!しかし、だいぶ下ってきてしまいました。元のルートに戻るには上らなければなりません。点灯モードをLowに落として、止まる時は小まめに消灯してルートを探ります。予想ではトレイルをダラダラ上がるハズでしたが、、、眼前に迫りくるのは階段、階段、また階段。MTBにとって最もつまらなく、また疲れる人工物の連続でした。

NR-11
H2T 燈ヘッドE3V ビルトインLEDモジュール節電の為、休憩中はライトを消灯。

何個目の階段群を越えてきたでしょうか。ようやく一息付けそうなところで休憩。この時点で10時近くになろうとしてました。ライドをし始めてから4時間。既にこの時間には麓に下って撮った画像や動画を肴に盛り上がる予定でしたが、、、人もライトも電池が切れ始めました。一息付いたら予備で持ってきていたライトに交換し再出発。あまりナイトライドに慣れていないとHiモードでガンガン使ってしまうと後々が怖いです。

NR-13
そうして、ようやく元のルートに戻ってきましたが帰路はまだまだ先。まだ余力のある人と、そうでない人にグループが分かれ、初めは固まっていたトレインも次第にその間隔を長くし始めました。私は、比較的前の方を走っていたのですが、最後尾の2人がなかなかやってきません。彼らが合流した時、おかしなことを言い始めました。

「おじさん見なかった?」

「いや、見てないよ。誰も見てない。」

てっきり二人が怖がらせようと冗談を言っているのだろうと思いました。場所が場所なだけにね。途中小さな分岐はありますが、基本一本道。さずがにハイカーがいれば気が付きます。
だって、こんな夜中に「ライトも持たずに」山を歩いている人なんているはずありませから!

「そのおじさん、ライト持ってなかったよ、、、」

ガチで写っている、、、でも、道を譲っていただいているようにも見えますけどね。
お化けさんでも、ハイカーさんでも、とにかく謝りたいです。

驚かせて申し訳ございませんでした!どうか祟らないでください!!!

NR-12
こんな恐怖体験をしつつ、無事下山。麓のコンビニについた時は明日になろうとしてました。しかも予報通り小雨が降り始め、最後はやっとこさ帰ってこれた感じです。予定よりもだいぶ長いこと走ってしまいましたが、久々のナイトライドは超楽しかったです。正直、これだけの人数がいますとちょっとサボって明るさ落としても全然走れます(笑)。あと、ナイトライドは先頭よりも2,3番目くらい後ろを走ると先行者の姿が闇の中で揺れるように見えて面白いですよ。

NR-17
図らずしてロングライドとなってしまった今回のナイトライド。TAZを持って言って良かったです。ナチュラルに広がる配光と明るさが魅力ですが、Lowモード200〜300ルーメンをメインに使い、ここぞという時だけHiモードにして使えば6時間はイケることが分かりました。やはり搭載充電池の大きさがランタイムに貢献しております。

NR-16
ライトの明るさも大事ですが、そもそものルート設定はもっと大事!信頼できる仲間と明るいライトをつけてナイトライドを楽しみましょう。私はどんなに明るいライトを付けてもとても一人では山に入れそうにありません!ご参加頂いたライダーの皆さまにお礼申し上げます。また一緒に走りましょう!

と言うことで、仲間が美麗な動画をアップしてくれました。ナイトライドの雰囲気をご堪能あれ!