086b-1
STREAMLIGHT(ストリームライト) 086B プロタックHL LEDヘッドランプ

ストリームライトのタクティカル系シリーズ「プロタック」のヘッドライトがリリースされました。
ストリームライトのヘッドライトと言えば「防爆」を謳った特殊なモノがメインです。どちらかと言えば「お固い」規則の中で決まった仕様で作られたモノ。一般的なライトのように新型のLEDが出てきたらすぐに載せ替えられるようなものではありません。こちらのプロタックHL ヘッドランプは特に防爆仕様ではございませんので明るさを重視したハイルーメンモデルに仕上がっております。

086b-2
ボディの形状はT型。光源があるリフレクター部分は前方へとかなり突き出ております。頭に装着するとかなりツッパリスタイル、刺さりそうです。マネキンの頭が小さいのでなおさらデカく見えますね。スイッチは右手側にあり、クリック音がするまで押し込むと常時点灯します。ローレットの感じがすごくハンディライトっぽいです。

搭載LEDはストリームライトお馴染のC4なんですが、現状確認出来る限りはCREE XM-Lっぽいです。MAX540ルーメン、3段階調光が可能(プログラムのセレクトでHiのみも可能)。3つのプログラムモードがあり10タップでプログラムの切替が可能です。10タップに付きましては

ボディはマウント部分を除いてアルミ合金製。以前ご紹介したNITECORE HC50もそうですが、軽いとは言えないです。電池込で約187g、数字的にはさほど重く感じないかも知れませんが、長時間使用しているとさすがに首に負担を感じるかも知れません。ライトユニットとバッテリーユニットが一体化したワンピースモデルであることもフロントヘビィーの一因。とはいえ、これはかなり個人差があります。「ぜんぜんOK!」という人もいますし、何とも難しところですがセパレート式に比べると重さを感じます。

086b-3
使用電池はCR123乾電池2本。それ以外の電池は使えません。「充電池は?」と聞かれそうなので予め書いておきますが、バッテリーボックスは非常にタイトです。充電池の多くが物理的に入らないでしょう。乾電池でも取り出す時はトントンと叩くようにしてやりませんと奥の電池が落ちてきません。まぁ、これは個体差かも知れませんが、弊社で取り扱いの充電池は漏れなく入りませんでした。

086b-4
角度調整はラッチ式。この手のT型ヘッドランプにありがちなシリコンマウントによるテンション留ではなく、カチ、カチ、カチとノッチを刻んで角度調整が可能です。かなりシッカリとした感じの動きなので自重でお辞儀する可能性は少ないですが、何分重いヘッドなので激しい動きではその限りではないと思います。

086b-5
配光はワイドかつ遠方への照射が可能。リフレクターがそこそこ深いので光は飛びます。レンズ系のヘッドライトのような飛び方ではありませんが、近くと遠くを同時に照らせることが出来るという点では特徴的かと。この前に突き出たボディは狭い所での使用、例えば車の下にもぐってとか、屋根裏とか、そういう場所での使用は適しておりません。ボディが邪魔でしかたありません。どちらかと言えば、屋外や広大な施設内での使用に適しております。一般的な手元、足元重視のヘッドライトとはちょっと使い方が違うかなぁ〜と思えるヘッドライトです。

STREAMLIGHT(ストリームライト) 086B プロタックHL LEDヘッドランプ