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SILVA (シルバ) キャリードライバック

本日ご紹介しますアイテムはSILVAブランドからリリースされております防水バックです。
私の知っているこの手のドライバックですと、PVCやターポリンと言った「硬くて丈夫だけど、かさ張る素材」を想像しておりました。しかし実際に入荷したものを見てみますと驚くほど薄く、軽い素材で出来ておりました。外観も触感も普通のナイロンの袋と何が違うのか?「やっちまったなぁ〜」と落胆しておりましたが、実際に使ってみると最初に感じた不安要素はすべて「長所」であるとが分かりました。

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まず、使用素材はインビスタ社のコーデュラを使用。通常のナイロンの7倍の強度を持つ繊維で作られております。にわかには信じ難かったのでデモで下した品を大の男二人で思いっきり引っ張って試しましたが解れる気配さえありませんでした。

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繊維の様子を拡大して見てみると、格子状に細かく編み込まれているのが分かります。

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使い方はバックに荷物を入れたら開け口の部分を3回ほど折りたたんでバックルを閉じます。バックル部分にはDリングが付いておりますのでカラビナや紐を通すことが出来ます。中身が衣類の場合であれば空気を抜くように潰しながら口を閉じるとコンパクトに収納出来ます。

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肌触りはサラサラとしていて薄手のウィンドブレーカーのような感じ。若干中身が透けるくらいの薄い素材ですが、優れた撥水性を有しております。雨にさらしたり、お風呂なのどの湿度の高い場所でも試しましたが、中身が濡れることはありませんでした。逆に、中に水を入れてバケツのように持ってみまいたが水が漏れることはありませんでした。しかも、速乾性。軽く叩いて拭くか干しておけばすぐに乾いてしまいます。PVCやターポリンと違って簡単に洗うことが出来るので清潔に保つことができます。

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なんといってもコンパクトに折りたためるのが利点です。鞄やザックに入れてもさほど邪魔にはなりません。必要な時に広げて収納可能。旅先で出る汚れものや濡れた傘など素早く簡単に収納することが出来ます。もちろん、スキーやカヌーやダイビングなど水気のかかるスポーツでも使えます。

個人的には2泊3日程度の旅行であれば12ℓでちょうど良い感じ。「THE アウトドア!」と言った感じのハードなモデルと違って普段使いが出来るところが良いですね。

SILVA (シルバ) キャリードライバック