XS-1
INOVA (イノバ) XS 単四電池1本使用 LEDライト
INOVA (イノバ) マイクロライト STS

新年になってキーホルダーに付けたくなるコンパクトなアイテムがぞろぞろっ入ってきました。まずは、NITEIZEのブランドとなったINOVAからリリースされております2点のうち、本日は単四電池1本使用のXSからご紹介致します。

XS-2
INOVAと言えばLEDライト黎明期より存在する人気ブランドで、精巧な削り出しのアルミボディが魅力のライトです。こちらのXSは正に「Sサイズよりも小さい」XSサイズのキーライトです。とは言っても1AAAサイズのライトは新興他社よりたくさんリリースされております。従来のINOVA製品としてはかなり小さなモデルになりますが、他社と比べて驚くほど小さい訳ではありません。

XS-3
「細くは無いが肉厚で丈夫そう」そんな感じです。太さは単三電池1本モデルのR15Aを若干細くした程度。理由は肉厚なボディにあります。マグのソリテールLEDなどに比べると確実に重く感じるはずです。とは言っても重さは電池込でも40g以下、使用上なんら不満はありませんし、1AAAのライトとしては存在感のあるボディにむしろ好感が持てると思います。

XS-5
XSのスイッチはテールキャップ式。テールキャップを締めると常時点灯し、常時点灯するギリギリのところまで締め込んでテールエンドを押すとHi/Lowの調光を繰り返してしまいますが、間欠点灯が可能です。ちょっとだけ点灯させたい時などこれは役立ちます。

ヘッドツイスト式に慣れてしまっていると少々違和感を感じることはあると思いますが、間欠点灯が出来ることと、レギュラーサイズのライトをそのまま小さくしたような見た目の可愛らしさに注目して欲しいです。

XS-4
リフレクターはボディサイズの割にはやや深く、細かな凹凸の付いたテクチャーパターンです。先端のベゼルリングはステンレス製。風防レンズは低反射加工されたガラス製、旧来のINOVAのライトの仕様をそのままミニサイズにしたものです。「小さきものは、みなうつくし」な感性の人にはタマラナイ仕様です。

XS-6
Hiモードで53ルーメン、Lowモードで6ルーメン。配光は真ん中が明るく薄い周辺光が発生するタイプ。リフが深いのでさほどフラットにはなりませんが、配光自体は綺麗で見やすいです。1AAAのライトとしては必要充分。このサイズで80〜90ルーメンくらいの物はヘッドが熱くなりますが、XSは常時点灯させてもさほど熱を持ちません。割と高効率なLEDを積んでいるようですし、53ルーメンはなかなか絶妙な明るさかと思います。

XS-7
会社は変われどそのデザインと雰囲気はINOVAそのもの。テールキャップのローレットの細かさ、仕上がり、共に実に美しいです。ゴテゴテとした華美な装飾もなく、その真っすぐでソリッドな姿は今も色あせない「カッコいいライト」そのものと言った佇まいをしております。

INOVA (イノバ) XS 単四電池1本使用 LEDライト