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LED LENSER(レッドレンザー) OPT-7299 H14.2 LEDヘッドライト

LED LENSER から入荷しましたH14の後継モデル H14.2についてご紹介します。
先のご紹介したP7.2がデザインと明るさの変更が主だったのに対して、H14.2は操作性が劇的に変化しております。スイッチボタンを何度もんタップしなければプログラムを変えられなかった従来型とは比較にならないほど向上しております。

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主に外観的特徴はH14を踏襲しております。ライトユニットはレンズが前後にスライド可能。カメラのレンズのように焦点を切り替えることでワイド、スポットの切替が無段階で可能です。バッテリーケースはセパレート式。単3電池4本を収納した大型のモノ。ライトユニットとバッテリーケースが分かれたタイプなのでバランスは悪くないのですが、正直重たいです。

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スイッチボタンの位置が変わりました。従来型はバッテリーケースにスイッチが1箇所あるだけでしたが、H14.2は二箇所になります。メインスイッチはライトユニット側装着した時に右側に配置されます。ライトの俯角を調整するヒンジの辺にある白いボタンがそれです。この部分のスイッチは主にON/OFFと各プログラムのモード選択を司ります。

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そしてあの煩雑だったプログラム変更及び調光機能を簡単にしたのがこのマルチファンクションホイールです。このダイヤルは回すだけでなく押すことが出来ます。5秒間長押しすることで3つあるプログラムのいづれかを選択することが出来ます。プログラムが変わるときはメインの白色LEDが短く点滅してユーザーに知らせます。各プログラムの設定番号に合わせて1回、2回、3回と瞬きますのでライトを頭に装着した状態でも今がどのプログラムなのかを把握することが出来ます。

調光、及び点滅速度はダイヤルを回してやることでほぼ無段階に調整出来ます。「スイッチボタン長押し」などに比べれば遥かに感覚的で分かりやすく改善されております。

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単3電池4本収納可能なバッテリーケース。上部の爪に蓋を引っ掛けてはめ込むタイプ。ヒンジなどがないので蓋は完全に分離して外れます。防水用のパッキンが淵にハメられております。ある意味潔い設計です。気になるのは水平方向に設置された接点とケースの側面に配置されたマイクロUSBポート。恐らく今後発売される充電式のH14R.2の充電地が入ると思われますが、どうなんでしょうね〜。従来型のH14Rは単三形のニッケル水素電池が4本入っているだけでしたが、新型は専用の充電池が入るのかしら?

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MAX350ルーメンのワイド光。広く、均一でワイドな照射光。闇を切り取ったように丸く照射される光りは手元でも足元でも明るさに関係なくフラットに照射されるので作業に最適です。

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最スポットによる遠方照射が可能。ヘッドライトにこの機能が必要か未だに謎ですが、レンズ式なので面白いように光が飛んでいきます。屋外や広い倉庫など遠くのモノをスポットに照らしたい時に役立ちます。

マルチファンクションホイールなんてまるでデジカメのパーツみたいな名前ですね。レンズを前後させたり、やたら多機能であったり、なんだかさらにカメラっぽい雰囲気が出てきたH14.2です。電池込で約340gはスポーツユースとしてはあまりオススメできませんが、ランタイムも長く、明るいので作業用としては適していると思います。
このグリグリと動くマルチファンクションホイールはなかなか新鮮で面白いですよ!

LED LENSER(レッドレンザー) OPT-7299 H14.2 LEDヘッドライト