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11月2-3日に渡って行われました伊豆サイクルスポーツセンター A&F CUP 24Hに参加してきました。本日は大会の様子をご紹介致します。

今年で7年目を迎える24時間耐久エンデューロレース A&F CUP。アカリセンターは第一回よりチームサポート及び協賛各店として参加させていただいております。担当である私が関わった最初のイベントであり、毎年楽しみにしている恒例イベントの一つです。今年は昨年より多い参加者とのこと、24時間走る続ける変態もといもの好き?のレースと思われがちですが、周回コースを24時間以内に何周できるかを競う競技になりますので、どれだけ走ろうと選手の自由。一睡もせずにガチで走りまくるもOK、キャンプメインで楽しむもOK、その両方もOKのイベントなのです。走る人もサポートする人も24時間レースに関わったという充実感が他のレースにはない醍醐味と言えます。

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11月2日土曜日正午 24時間に及ぶ長いレースが号砲と共に始まりました。気温はさほど低くはありませんが、天候は小雨が時折ふる曇り空。かなりの確率で雨レースになりますので今年もかぁ?とテンション下がりましたが、雨はこの時だけ大会終了までなんとか天候は持ちました。

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今回の参加者のバイクはかなり多様性に富んでいました。カーボンやチタンなどの高価な素材を使用したマウンテンバイクから変速機のないシングルスピード、そしてロングテールバイクまで、幅広いジャンルと嗜好を持ったライダーたちが参加されてました。コースは全日本選手権でも使用されたオフロード主体の4km強のハードな仕様(例年は2km強)。さらに、ラダーにドロップオフなど難易度の高いセクションもあり油断出来ないコースだったようです。

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サポートチームはいつものハートビューさんに加え、助っ人としてG-RiderことG-Ride racingのお二人を加えた8名体制で挑みました。昨年よりもピットが狭いにも関わらずバイクラックを忘れる他力本願なチーム員、、、。朝っぱらから少し心配になりましたが、走りはこのレースのベテランならではの安定したレース展開をしてくれました。レース開始直後の順位は4位、まだまだレースは始まったばかり。アカリセンターの本番は夜からです!

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レースが始まった4時間。いよいよライト点灯のレギュレーションが発動。前照灯、赤色尾灯の点灯が翌日の朝7時まで義務付けられております。早朝より仕込んでおりました弊社ブースもこれからが本番です。
今年は四隅に計4発の屋外用LEDパーライトを設置。DMX卓で調光、調色、点滅などが操作可能。さらに!ミラーボール照射器も設置。懐中電灯の販売ブースと言うよりは綺麗なチャンネーとお酒があれば出張クラブみたいな空間になってしまいました!ですが、これが結構評判でたくさんお客様にご来店いただきましたよ。自転車用ライトはもちろん、各種フラッシュライトや新商品も持って行きました。当日限りの特価販売をしておりますので、来年も現地調達でよろしくお願い致します!

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今回サポートライダーに提供しましたアイテムはGENTOS AX2 , HW-888Hに加えSILVA TRAIL SPEEDLIGHT&MOTION URBAN400を使ってもらいまいた。また、昨年ソロで4位に入賞されたFRSライダー黒川選手(今年はチームdocomoとして参戦)にはSILVA PAVEを引き続き使用してもらいました。トレイルを走るレースになりますので路面配光だけでなく行く手にせり出した木々の枝やタイトなコーナーの先を見渡すためにもワイドで強力なライトが必要となります。市街地での使用とは少々異なるのが特徴です。特にライダーに好評だったのはSILVA TRAIL SPEED。品名にトレイルあるくらいですからその性能はこのレースで充分に発揮できたようです。また、単3乾電池をバッテリーソースとしますので発電機などの充電器環境を持たないチームにとっては充電式よりも有効という点も評価されておりました。

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夜も深まりいよいよ深夜0時が近づいてきます。0時でもまだ半分!尋常ではない時間に走り続ける楽しみがこのレースにはあります。機材も酷使されますので思わぬメカトラブルも発生します。チームの中でも快足ライダーがなかなか帰ってこないと思ったらバイクに跨り、地面を蹴るようにして戻ってくるではありませんか!何とチェーンがよじれて漕げなくなってしまったとのこと。しかも、かなりコースの序盤でトラぶったらしく、ずーっと押すか担いで走ってきたそうです。(チェッカーを越えたら何が何でも自力で周回して戻るのがルール)
幸いセカンドバイクがありましたのでその後は事なきを得ましたが、長丁場のレースになりますので何が起こるか分かりません。急遽バイクメンテ用にブースで使っておりました充電式のLED投光器を使ってもらいました。

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しかし、年々LEDライトは明るくなっております。それはハンディライトに限らず、自転車用ライトも然りです。7年前は豆球の付いたライトをブースに持ってきて「これより明るいライトありますか?」なんてご質問をいただくことがありましが、今ではそのような方はおりません。皆さん明っかるいライトを付けて走っておりました。上記の写真の方だと確実に1000ルーメンは越えていそう。深夜になるとコースを走るライダーの数もグッと減りますが、林間コースで瞬く光りはその強さを増して行きます。付けているライトの明るさが本気度を示すかのようです。

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...これは辛そう。

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長い夜が明けて朝となりました。天気は相変わらず曇りですが、雨が降ることはなく夜露に濡れた路面も乾いてきました。いよいよラストスパート!

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と言うことで、夜が明けてから駆け足ですが、11月3日正午 レース終了!チームHertview G-ride アカリセンターも無事完走することができました。しかも、順位を上げて見事、総合2位!常勝愛知ライダー様たちが賞典外での二位入賞ですが、今年も一生懸命走ってくれたライダーの皆様、チームサポーターの皆様に感謝です。また、現地にて物乞いのごとく彷徨っていた私に食事を恵んでいただいた皆様にも改めて御礼申し上げます。

来年こそは表彰台のてっぺん目指して頑張りましょう!それではまた来年、サイクルスポーツセンターで僕と握手!元気ハツラツ シャーク!!