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JET beam (ジェットビーム) RRT0 ラピッドリングタクティカルLEDフラッシュライト

本日ご紹介するJETBEAMのRRT0は新商品と言うよりは搭載LEDの載せ換えモデルになります。RRT0自体は結構前から存在します。これで何度目の玉の載せ換えでしょうか、、、ちょっと思い出すことができません。今回入荷してきましたモデルはその最新版 CREE XM-L2を搭載したモデルになります。

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低反射コートガラスの奥にございますLEDがXM-L2。高効率なLEDでして、従来品よりも最も明るいモードで2割増しといった感じです。ただ、これは3.7vのリチウムイオン充電地を使用した場合のお話で、乾電池を使用するとさほど以前のモデルと変わりがありません。ランタイムもスペックリストを見る限り同じようです。

リフレクターは細かな凹凸がついてOPリフレクター。リフの深さも浅く拡散系の配光となります。搭載LEDとの相性も良く、ムラのない綺麗な配光が望めます。

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RRTの特徴と言えばエクステンションアダプター。ボディを延長するアダプターが付いており、単三電池形もCR123形もどちらも使用可能です。単三電池を使うときはエクステを装着し、CR123を使うときはそれを外します。充電地に関しては弊社で使用しております単三形リチウムイオン充電地 IMR14500CR123形 IMR 16340が使用できます。単三電池形の充電地の方が若干容量が多いですし、乾電池と充電地の両方を状況において使い分けるのであれば、経済的な単3仕様の状態で使いたいものです。

単三電池1本だとMAX110ルーメンとさほど明るくはない。アルカリ乾電池よりも電圧の高いリチウムイオン充電池を使用することを前提としているためと思われます。アルカリ乾電池の出番は出先で充電池が切れた時のエマージェンシー的なものだと割り切るしかないですね。常用使用のEDCライトでMAX110ルーメンは少々心もとないかな?

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テールエンドはフラットでスイッチボタンはその中にあります。一応、逆立ちさせたキャンドルモードが可能です。ランヤードホールは幅広のモノが3箇所。お好きなところに通してお使いください。よく見ると小さなネジ穴が2箇所。恐らくRRT01で使われているようなネジ留のクリップ用だとは思いますが、RRT0にははめ込み式です。RRT01のクリップが付けられるかは残念ながら分かりません。お持ちの方はお試し下さい。

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付属クリップはCR123仕様時に干渉しないよう小さなモノが付けられております。単三仕様だと申し訳程度についたおまけのように見えてなりません。実際、この長さですとクリップとしての機能はあまり期待出来そうにありません。可愛いですけどね、どんなものでしょう。
ボディサイズは好みにもよりますが、単三仕様がなかなかいい感じ。1AAしか使わない専用モデルに比べ、やや長くはなりますが全長116mm 決して大きわけでも長いわけでもありません。逆手に握った状態でのスイッチ操作はとても良好です。

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リチウムイオン充電地を使用したMAX650ルーメン。かなりワイドでムラのない綺麗な配光です。リフの浅さとテクチャーパターンが効いております。単セルで使用できるEDCライトとしては非常に明るいですし、ヘッドとボディの間にあります調光を行う無段階リングセレクターの動きはスムーズで気持ちがいい。以前にも思ったことですが、こちらのライトはリチウムイオン充電地を入れなければその真価が発揮できないライトかも知れません。

とても明るいモードから直視できるほどの暗さまで「調光している感」が味わえるのも充電地を使用した時に限ります。使用する電池によって性能は勿論、雰囲気もガラリと変わるユニークなライトです。

JET beam (ジェットビーム) RRT0 ラピッドリングタクティカルLEDフラッシュライト