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SILVA (シルバ) RANGER ATEX レンジャーアテックス LEDヘッドライト

スウェーデンのアウトドアギアメーカーとして有名なSILVA社からプロフェッショナルユーザー向けのヘッドライトがリリースされました。数年前の危機管理展で紹介されて以来、ようやくの入荷です。こちらのオレンジのボディが眩しいヘッドライトはガスタンクやプラント、機械室など揮発性のガスが発生する場所で主に使用されることを前提とした「防爆ライト」です。いわゆる一般的なヘッドライトでは「入室不可」な場所で使われる特殊なモデルになります。単純に明るいとか、丈夫とか、そう言った類のスペックやタフさとは別次元のお話です。

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使用電池は単三電池1本。ライトユニットとバッテリーボックスが一体となったコンパクトなボディ。電池込みでも75gと軽くボディのほとんどが樹脂素材で構成されております。電池の装填方向が特徴的。バッテリーキャップ側に+極が来ます。お間違い無きようご注意ください。

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バッテリーキャップは回転させることによって開きます。閉じるときはボディ内のガイドに沿ってあてがい、押しながら締めて閉じます。バッテリーキャップの反対側にはATEX防爆認証のマークが描かれております。ライトユニットの角度調整は無段階。最初はやや硬めになりますが、ラッチ式のように折れる心配がないのがメリットです。

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搭載光源は砲弾型LED 5灯。上段に2個、下段に3個を配置。上段2個は少し下を向いており、手元足元に光が届くよう工夫されております。明るさは34ルーメンと控えめ。あくまでも近距離での使用になると思います。ワイドはインテリジェント配光になりますが、いかんせん「明るい!」とは思えません。防爆ライトの場合、認証を受けた光源以外のモノに変えることができません。つまり、申請から決定まで時間がかかり、新鋭のLEDを次々と載せる一般ライトとはやや乖離したスペックになりがちです。これは致し方のないことなんですよね。

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ヘッドバンド内側にはシリコンゴムライナーがあり、ヘルメットに装着した際に滑り難い加工が施されております。バンド幅は一般的な25mm 。別売りのヘルメットホルダーなども装着可能です。

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付属品にヘルメットベースマウントを同梱。ヘッドバンドを使用せず、ベースマウントを直接両面テープで取り付けることにより、ヘッドライトの脱落の恐れを軽減します。日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では結構ヘルメットに直付けする方が多いです。もちろん、ベースマウントからライト本体のみを取り外すことは可能です。

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ヘルメットのベースマウントはその形状に注意が必要です。丸みのあるデザインでないとベースマウントの粘着テープを貼り付けることができません。この部分がフラットなヘルメットは残念ながらベースマウントの使用はできません。また、ボディを裏から見てわかったのですが、底面にガス抜き用と思われる穴が空いております。これもATEXモデルならでは?かな。

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RANGER ATEXの配光。決してすごく明るいわけではなく、ぼんやりと広く照らす感じ。昨今の非常に高ルーメンのライトを見慣れた方にはいささか残念なように感じますが、防爆ライトとしては標準的です。少なくとも1AAで使用できるコンパクトなサイズの防爆ヘッドライトは非常に珍しいと思います。

このモデルのベースとなるモデルはアウトドア、キャンプ用のRANGER。スペックに関しては概ね同じ。防爆用のヘッドライトとしては比較的リーズナブル。数を必要とされる現場や職場では需要がありそうです。まぁ、一般の方がご使用されるようなヘッドライトではありませんが、このオレンジのボディは惹かれるモノがあります。

SILVA (シルバ) RANGER ATEX レンジャーアテックス LEDヘッドライト