E2DLU-2
SUREFIRE (シュアファイア) E2DLU-A E2DL ULTRA ウルトラ
SUREFIREからリリースされました待望のモデル E2DLU-Aについてご紹介します。
E2DL ウルトラはE2DLのハイルーメンモデル。200ルーメンの現行E2DLに関しては引き続き販売がされるようです。E2DLUはE2DLのモデルチェンジではなく、モデル違いの新機種となります。E2DLの特徴を踏襲しながらも新しい規格とデザインが随所に採用されおております。

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ボディの全長は142mm ボディ径は0.8インチ、ヘッド径は28.5mmとなります。ボディ径はこれまでのエグゼクティブシリーズと共通。ボディはE2DLに比べるとやや長い程度。ヘッド径は先に発売されたEB1シリーズと同じ。恐らくはこれが新たなエグゼクティブシリーズの規格になるのではないでしょうか?これはかなり気がかりです。
ヘッドはほぼ面一のストレートなデザインですが、回転防止のアンチロールも付いております。デスクなどに置いた時にコロコロ転がりません。0.8インチの細身のボディはエグゼクティブシリーズの特徴の一つ。非常に持ちやすくコンパクトに感じられる握り心地です。ヘッドが太くなりややマッチョなイメージですが、全体的にはソリッドでエッジの立ったディフェンダーらしいデザインをしております。

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E2DL同様TIRレンズが採用されております。このレンズで500ルーメン、、、200ルーメンモデルよりは明らかに明るいです。EB1が単セルで200ルーメンなので2セルで500ルーメンはさほど驚く数値ではないのですが、TIRを使用しました500はかなりのインパクトがありますよ。この独特のTIRから放たれる帯状の光軸は屋外でも威力を発揮致します。
よく見るとストライクベゼルの先端が内側に斜めに切れ込んでおります。粗野な感じのギザキザがあっただけのE2DやE2DLに比べるとより確信犯的な造形をしております。非常にカッコイイですが、携帯するのであればストライクベゼルを覆うカバーのようなモノが欲しいところです。

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使用電池はCR123A 2本。従来品と多く異なるのはヘッド側の端子。以前は凸状のボタン接点でしたが、E2DLUはスプリングになっております。小さな違いのように見えてこれは大きいかも。バッテリースペース内での電池の固定という点ではこちらの方が安定することでしょう。ただ、電池をボディに入れた状態でヘッドを締めると以前のモデルに比べると固く感じるかもしれません。

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握りは相変わらず良好でアグレッシブ。逆手で握った時にライトが手のひらから抜けにくいテールスイッチ。ヘッドは手の平から飛び出る感じ。手のひらに収まるようなヤワな奴ではありません。

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よく聞かれることのなのですが、E2DLUに対応したナイロンホルスターは純正品ではありません。強いて言えば便利屋V91。テールダウンで入れるのですが、クリップを外側に外して入れないと、リリースすると気にクリップが引っかかって抜けにくいです。下手に力を入れますとクリップが折れる可能性すらありそうです。写真のように外側にクリップを逃がして使うことをオススメ致します。
樹脂製のホルスターですと、SKMの6P用が適合します。EB1用でイケるかと思いましたが、アンチロールベゼルが思いのほか太く、カッチリと適合しません。適しているモデルはそれよりも太めの6P用が今のところ良さ気です。

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従来品E2DLとの比較。

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頭が少しデカくて長いだけですが、実際強そうに見えるか不思議です。LX2から採用されておりますダブルクリップはやはり使いやすいと思います。ジーンズの尻ポケットやジャケットの内ポケットなどにベゼルダウンで差し込めます。

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久しぶりと言ってはなんですがSUREFIREらしい尖った感じのデザインが魅力のモデルです。性能に関しても現在ラインナップします他社の6Vモデルと比較しても引けを取らないものです。しかもTIRによる強烈なスポット光となれば、リフ型のモデルにはない集光性の素晴らしさがあります。配光は好みの問題になりますからどちらが優れているかは別として、6V系のライトで強烈なスポット配光のライトが欲しい方にはオススメの逸品です。

SUREFIRE (シュアファイア) E2D LED DEFENDER ULTRA ウルトラ