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ストリームライト(STREAMLIGHT) 052 アルゴ ヘッドランプ
ストリームライト(STREAMLIGHT) 032 セプター ヘッドランプ

産業系・工業系で人気のありますブランド ストリームライト社の定番ヘッドライト アルゴとセプターの二機種がアップグレードされました。ボディデザインの変更に加え、明るさ、機能性とも向上しております。

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従来品に比べフェイスキャップのゴムカバーが大きくゴツいデザインに変更されております。ぶつけたり、落としたり、過酷な環境での使用に応じた変更と思われます。また、バッテリーケースの入っておりますボディのキャップも大きく開けやすいデザインに変更されております。スイッチ周りもゴムカバーが貼られ丈夫になりました。ボディは耐衝撃性に優れたABS樹脂。全体的にゴツく、強化された感じです。

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使用電池はどちらも単四電池3本。共通のカートリッジに装填して使用します。カートリッジに限らずこの二点はボディデザインは同じです。搭載するリフレクターとLEDが異なるだけです。マスプロメーカーらしい作り方ですね。改善点の一つがボディのチルト角を決めるノッチがこれまで以上に細かく、また丈夫に作られております。従来品は正中部分に数段のノッチが刻まれているだけしたが、今回のモデルはボディの両端二箇所に12段ものノッチが刻まれております。この部分は確実に進化しており、細かな照射角の調整と固定が可能になっております。

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そして何より明るくなりました。スペック上ではアルゴがMAX150ルーメン、セプターが120ルーメン。従来品は100ルーメンに届かない程度でしたので大幅な明るさアップです。このヘッドライトは表記数字ほど大したことはありませんが、照度維持に優れ長時間点灯がウリだった商品です。今回もその特徴は受け継いでいるようですが、やはり明るくなった分ランタイムは短くなっております。正直、これはイイのか悪いのか微妙です。ただ、最近のヘッドライトはどれも200ルーメンを超えるモデルがたくさんありますので、その中で存在を主張していくには致し方無い選択だったのかも知れません。
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配光はどちらも従来品のパターンを継承。アルゴは分かりやすいスポット配光、セプターは砲弾球の特徴を活かした拡散光。それぞれ好みと用途で選択が異なってくると思います。遠くを照らすのであればスポットなアルゴを、近くを照らすならば拡散のセプターを選ぶのがよろしかと。

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どちらのモデルにもヘルメットに装着させる時に便利なヘルメットゴムストラップを同梱。滑らかヘルメットでも滑り難く快適にご使用いただけます。ストリームライトのヘッドライトはオーソドックスなデザインと機能をしております。変わった機能やデザインは皆無。無骨で実用性のみを考えられたようなものです。この辺は如何にもアメリカンブランドらしいところではあります。多くの機能を備えたヘッドライトに比べ割高感がないわけではありませんが、時流に流されないデザインと充分な性能は今年40周年を迎えた同社のポリシーであるように思えます。

ストリームライト(STREAMLIGHT) 052 アルゴ ヘッドランプ
ストリームライト(STREAMLIGHT) 032 セプター ヘッドランプ