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SUNWAYMAN (サンウェイマン) T21CS デュアルスイッチシステム 充電式LEDライト

SUNWAYMANの新商品T21CSについてご紹介。
今回入荷しましたT21CSは同社の18650充電地を装填して使用するリチャージモデルモデルになります。通常の使い捨てのCR123乾電池も使用可能ですが、メインは充電地の使用になるかと思います。型番だけを見るとT20CSの後継と勘違いしてしまいそうになりますが、全く毛色の異なるライトです。

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T20CSはそのボディ形状からも分かるようにコンバット系のデザインをしたライトになります。操作方法もミリタリー系のテイストの強い仕上がりです。対するT21CSはミリタリーと言うよりはポリス系。警備業務など日々ライトをツールとして使用するニーズに合わせた仕様になっております。

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その特徴はスイッチの配置とそれぞれ異なるスイッチの役割にあります。ライトをどのように構えるか、その型の違いに合わせた照度切り替えとモード設定がテールとサイドの2つのスイッチに割り振られております。

【タクティカルモード】
ライトを逆手に構えてた場合、親指のかかるテールスイッチは常にターボモードが点灯します。半押しでの間欠点灯が可能で、クリック音がするまで押し込むとターボモードが常時点灯します。また、半押しで素早く3回押すとストロボモードになりその状態からクリックするとオートストロボモードが固定されます。消灯させるにはテールスイッチを1回クリックします。

【ノーマルモード】
順手に構えた場合、親指のかかるサイドスイッチを押すと基本的に常時点灯し、1回押すとHiモード、2回押すとMedモード、3回押すとLowモード、4回押すと消灯します。いづれのモードからもサイドスイッチをダブルクリックするとオートストロボモードになります。

タクティカルモード、ノーマルモードを組み合わせて使うことも可能。例えばノーマルモードでLowモードで常時点灯させて使いながらテールスイッチを軽く押すと押している時だけターボモードを点灯させることが出来ます。クリックオンさせるとターボモードが常時点灯し、再度テールスイッチを切るとノーマルモードのLow常時点灯に戻ります。緩急を付けた運用が可能でバッテリー残量をセーブしながらいざという時はMAX600ルーメンの閃光を瞬時に照射することことが出来ます。

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T21CSは充電式になります。使い捨てのCR123リチウム乾電池も使用可能ですが、乾電池を入れた状態で充電しないようご注意ください。別売りの同社の18650充電地を入れて専用USBケーブルか、その先に接続可能なAC/DCアダプターを使用することでPCなどのデバイスや壁面のコンセントより充電が可能です。

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風防レンズは低反射コートされた耐衝撃性に優れたガラスレンズ。深淵なスムースリフレクターを搭載し、ややスポットな配光となります。XM-L U3を使用しておりますので中心光に関してはさほど狭くなく、最も明るい部分から周辺光へのトーンダウンは緩やかなモノになります。このリフレクターはなかなか見応えあります。

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さほどワイドではない配光。さらに広い施設や屋外で使用するとまた違った雰囲気になりそうな感じです。タクティカルな要素が強めのライトになりますのでこのような配光設定と思われます。確かに普通の懐中電灯としても使えますが、どちらかと言えばS社のRなライトによく似た仕様とコンセプト。デザインも似てますしね。専用のバッテリーカートリッジが無い分、ボディは短く6V系のタクティカルライトと比べても長いライトといった印象はありません。むしろコンパクトにすら感じます。

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明るさやランタイムの欄には現実的な数値が並んでおりますので「遊び」で手にするには少々物足りなさを感じるかも知れません。しかし、実用性を考えたレベルの話になりますと途端にその堅実さが表れます。充電式の優れたランコストは日々業務での使用を検討されている方にオススメのモデルです。特に常時点灯でのご利用を検討されている方であれば、このスイッチシステムは役立つことでしょう。

SUNWAYMAN (サンウェイマン) T21CS デュアルスイッチシステム 充電式LEDライト