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STREAMLIGHT(ストリームライト) スティンガーライト パイプ 充電式ライト ワークライト

ストリームライト社からリリースされたスティンガーシリーズ第三弾はこちらのライトパイプ。簡単に言えば充電式のコードレスワークライトです。専用のボディではなく電球モデルのスティンガーライトを流用し、パイプ型のLED ASSYを装着したもの。実に単純で明快。まさか、こんな魔改造を受けるとはスティンガーライトも思わなかったことでしょう。昨日ご紹介したCLASSICとはまた違った斜め上の発展を遂げております。

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搭載LEDは8灯。片面に一列に配置されております。LEDを覆う透明のケースはポリカーボネート製。
スイッチはボディにありますボタンを押すと点灯し、もう一度押すと消灯します。半押しでの間欠点灯は可能ですが、点灯後の長押しによる調光機能は付いておりません。あくまでもワークライトとして常時点灯をメインにしているのでその需要が少ない為と思われます。ON/OFFのみの単純な操作。

LEDはスイッチの裏面に配置されており、ライトを握ってスイッチを押しても光りは「前」にのみ照射されます。その照射角は非常にワイド。ほぼ180度といっても良いくらいの拡散ワイド照射です。いわゆるトラフィックコーンのような形の拡散シェードをライトに被せたものではなく、積極的に前を照らす灯具になります。ユーザーから見ると眩しくなく、目を細めて作業する必要がありません。

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標準で付属するのが樹脂製のフック。フックはネジで留められているだけなので取り外しも可能。フック自体は柔軟で曲げに強い材質をしております。

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一応、パイプ ASSYは取り外しが可能です。ここにバルブとレンズ・リフレクターASSYを装着すれば従来のスティンガーライトとして使用も可能です。現状、ライトパイプのASSYのみの販売はないそうです。今後は入荷すると思いますが今のところそれがいつかは分かりません。それにしてもなかなか気を遣いそうな口金部分ですね。交換の必要がなければ取り外したくない部分です。

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実際の照射はこんな感じ。作業灯らしい感じがわかりますでしょうか?照射面に一切のムラのないワイドな拡散光。蛍光灯的な配光は作業時に役立つことでしょう。検査、点検、整備など手元足元近くを照らす作業に適した配光です。

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という訳で、久々のバーミヤンで試してみました。これは抜群に良かったです。これまでに試したライトのどれよりもいい感じ。まさに遺跡調査にピッタリ。そんなシュチュエーション滅多にないと思いますけどね。明るさ220ルーメン 公称ランタイム3時間15分 同じ大きさの蛍光灯モデルに比べ圧倒的に明るく省エネになります。携帯性という点では一般的な懐中電灯に比べてかさばりますが、作業灯のジャンルと比較するとかなりコンパクトなモデルになります。お使いになりたい目的や用途によっては非常に使い勝手の良いものになるでしょう。

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