XENEC STROBE LIGHT SL-15 ビルトイン キセノンフラッシュチューブ
本日ご紹介するライトは点滅に特化したライトです。しかも光源はLEDではありません。
ダイビング用のキセノンフラッシュチューブ SL-15はカメラなどに付いておりますストロボフラッシュと同じ構造を持つライトになります。瞬くようなタクティカルな感じではなく、1〜2秒間のややゆっくりした点滅になります。
全長127mm ボディは39mmの円筒形。光源のありますキセノンランプは透明な樹脂製のドームで覆われております。ドームの中に見えるU字状のランプがなんだかクラシックで可愛らしいです。レトロフューチャーに出てくるロボットのようです。ドームの頭頂部は加工の際のバリを取った痕が見受けられます。
ボディの周囲にはベルクロテープが巻かれており、腕や装備品に巻きつけることが出来ます。盛大に長いのでいろいろなところに付けられそうですね。主にはダイバーの方が使われるものですが、シーカヤックなどでも使われているようです。
使用電池は単2電池一本。この微妙な太さと長さ、単2電池のライト自体ちょっと珍しいですからね。電池の入れ替えはヘッドを外して行います。防水Oリングはボディの内側とヘッド側にそれぞれ太めのリングが付きます。ヘッドに付いておりますOリングはヘッドをボディに締め込んでも完全に姿を隠しません。少し変だなぁ〜と思いましたが、どうやらこのような仕様のようです。Oリング自体がかなり太いので問題ないかと思います。
スイッチはボディ底部にあります回転式のもの。時計回りに回すと点灯、反対回しで消灯。水中でも操作可能です。水中で操作すると少し水が入りますが、本体とは完全に切り離された構造になっておりますので使用上まったく影響がありません。使用後は、軽く振って水分を抜いて乾燥させてからご使用ください。
わりとざっくりした造りのライトですが、既に長くリリースされている代物らしいので信頼性は高いようです。いわゆる定番アイテムなのでしょう。LEDばかり見ているとこうしたストロボライトは新鮮に思えます。発光する直前に「キュイーン」と微かなチャージ音がするのがたまりません。LEDの点滅とはまた違った閃光はなかなか見応えありです。
XENEC STROBE LIGHT SL-15 ビルトイン キセノンフラッシュチューブ