MAGTAC-2
MAGLITE (マグライト) MAGTAC マグタック プレーンベゼル
MAGLITE (マグライト) MAGTAC マグタック クラウンベゼル

「マグライトのタクティカルライト」その言葉の響きだけで違和感のあるモデルが入荷しました。
CR123A を2本使用しましたMAG-TACは同社では初となる本格的なタクティカルライトです。これまで長いマグライトの歴史で何故このようなモデルがリリースされてこなかったのか、逆に不思議でなりませんが満を持してのリリースと言った感じがします。

MAGTAC-3
MAGTACには二つのモデルが存在します。一つはヘッドが平らな「プレーン」、もう一つは尖頭がある「クラウン」の二種類。見た目をドーナッツに例えるならオールドファッションとチョコファッション程度の違いのように思えますが、その味付けはかなり異なります。

MAGTAC-5
その両者の味付けを決めたのるのがスイッチのモード設定の違い。スイッチの形状、押し感などは全く同じ。基本的なモードの切り替え方も同じです。このスイッチ機能がとてもユニークでどちらのモデルも最初は必ずHiモードの間欠点灯となります。軽く押しても、長く押しても、押している時だけ点灯するモードです。スイッチから指を離すと消灯しますので、少し点灯させて消したい時や、シグナルランプのように使うことも可能です。

で、消灯状態から素早くダブルタップすることでHiモード常時点灯します。ここまではプレーンもクラウンも同じ。トリプルタップすることでLowモードになるのがプレーン、オートストロボ点滅するのがクラウンとなります。たったそれだけの違い?と思われますが、調光出来るのと出来ないのとでは運用上の連続点灯時間が大きく異なります。どちらのモデルもタクティカルユースには違いありませんが、「調光」か「ストロボ」かの違いは実際大きいでしょう。どっちも付ければ良いのに、、、と思うかも知れませんが、このスイッチシステムでは3回押しが実用上限界のような気ます。機能をてんこ盛りにして用途不明のライトになるよりはキッチリと用途が分かれるようにモデルを分けてきたMAGLITEの選択は正しいと思います。

常時点灯させる際にカチっというクリック音がほとんどしないのもタクティカルな要素の一つなのかな?

MAGTAC-4
このライトの外観上の大きなポイントがこの幅広のクリップ。材質は弾性のある樹脂製。取り付け方がまたユニーク。クリップのサイドにあるネジ穴に付属の2.5mmの六角レンチを挿し込んで緩めるとクリップが外れます。ネジの開け閉めは簡単なのでクリップの位置をユーザーが任意に変えることが出来ます。もちろん外して使ってもOK。
MAGTAC-6
MAGTACのバッテリースペースはとてもタイト。テールキャップの入り口部分は大きいのですが、実際に電池の入るところは狭く、乾電池よりも若干大きなリチウムイオン充電池は入りそうにありません。

MAGTAC-9
MAGTACの照射パターンはかなり狭角。深いスムースリフによって集光されます。マグライトお馴染のフォーカス機能はありません。Hiモードで周辺光の存在は充分に確認出来ます。ただ、さほど広く明るい訳ではなく中心光の明るさが目立つパターンになっております。室内であれば、それなりの周辺光の広がりは感じるかと思いますが、基本はオーソドックスなスポット光です。ちなみに、プレーン310ルーメンとクラウン320ルーメンの差は私には感じられませんでした。

MAGTAC-10
プレーンモデルのLowモード照射。おっと、珍客登場。近くの可愛娘ちゃんが餌をもらいに来たようです。Lowモードらしい明るさ。公称値はありませんが、17時間のランタイムから察するにその程度の明るさです。集光されておりますので周辺光は感じませんが、中心光はそこそこ飛びます。足元や手元であれば充分にその明るさを感じます。

MAGTAC-8
パイナップルグレネードのようなボディデザイン。見ようによってはやや幼い雰囲気もあるが、そこがまた妙に可愛らしくもあります。ただ、MAGLITE以外のメーカーが作ったのであれば、それほど興味を示さなかったかも知れません。ライトとしては完成度が高く、実用性、趣味性ともにユーザーを満足させてくれそうなモデルだと思います。これまでタクティカル関連のブランドとは比較されることの無かったMAGLITE、老舗が投じた一石がこのカテゴリーの活性化に繋がれば面白いですね!

・調光モデルならプレーンタイプ MAGLITE MAGTAC マグタック プレーンベゼル
・カリカリのタクティカルモデルなら クラウンタイプMAGLITE MAGTAC マグタック クラウンベゼル