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OLIGHT(オーライト) S20 BATON コンパクトLEDライト

OIGHTのバトンシリーズに新たなモデルが加わりました。
OLIGHT S20はCR123A 2本使用のライト、先に発売されたS10 BATONの2セルタイプになります。ボディのデザインもS10をそのまま長くしたような姿をしております。搭載LEDはS10同様、CREE XM-L 。明るさMAX470ルーメン、S10と比べると約150ルーメンほど明るいことになります。電圧の増えた分明るくしました、といった感じのモデルです。しかし全長自体は106mmと短く、順手持ちライトらしいコンパクトさが売りのようです。

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横から見ると胴が長くなったせいもありますが、取り外し可能なクリップを除けば実にシンプルな姿をしております。クリップは回転防止の機能も兼ねています。クリップが前方に向かって大きく曲がってからテール側に向かって伸びるのはには意味があります。それは後ほどご紹介します。

使用電池はCR1223A 2本または18650充電池1本使用のいずれか。バッテリースペースにCR123A用のスリーブがあり、こちらに電池を2本入れて使用するか、スリーブを外して18650を入れるようになっております。

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スイッチはヘッド下にある白いボタン。一回押すとON、点灯した状態で長押しするとLo→Med→Hi→Lo..の順でサイクルするので任意の位置で指を放すとその明るさが固定されます。メモリー機能があり消灯時の明るさを次回点灯時に再現します。点灯後にダブルクリックするとストロボ点滅となります。消灯状態の時に1秒以上長押しするとムーンライトモード(0.5ルーメン)になります。順手持ちなので操作は簡単です。

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ステンレスベゼルを装着し、落下時の衝撃からガラスレンズを保護します。レンズは低反射コートされたガラスレンズ。ヘッド方向から見る限りS10と全く同じ使用のように思えます。リフレクターは浅めで細かな凹凸がついたOPリフレクター。拡散系の配光となります。

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S10同様テールキャップの内側にマグネットがついており、鉄などの金属面に貼り付けることができます。ただ、S10と比べると全長が長く、重くなるのでさほど貼り付ける場所によってはさほど安定感がよくありません。仮設の簡易照明などには使えそうですが、貼り付ける場所は選んだほうが良さそうです。

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S20の握りは良好。BATONの名称ならばこちらのほうがしっくりくる感じ。2セルでも手の平レベルのコンパクトなボディなので大きいとは感じませんし、操作性に影響もありません。

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で、例のクリップですが実際にライトを胸ポケットにさすとこんな感じになります。クリップの先端から覗くヘッドはほんの一部。つまり、フラップのあるポケットであれば閉めることができます。当たり前のようで、ここまでスマートに収まるライトって実は珍しかったりします。これってなかなか優秀。ライトに付属するクリップって正直あってもなくてもさほど使用に影響を与えませんし、むしろ操作性から見ると邪魔な付属品に思える時すらあります。メーカーによってはとりあえず付けました的なモノもあります。ここまで使用ライトのボディサイズに合わせて工夫されたクリップをつけているライトは珍しいと思いました。

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ワイドでフラットな配光。中近距離、室内、屋外関係なく使える便利そうな光です。リフが浅いのでさほど遠方照射は得意としませんが、元々そういった用途のライトではないのでこれで十分ですね。携帯性に優れ、なおかつ明るくワイドな配光。CR123Aを使用したライトになりますので少々敷居が高く感じられるかもしれませんが、手のひらサイズのライトで順手持ちの使いやすいものをお探しでしたら、このライはオススメですね。

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OLIGHT(オーライト) S20 BATON コンパクトLEDライト