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SCOUTING (スカウティング) スカウトトーチ S 3W LED
SCOUTING (スカウティング) スカウトトーチ L 3W LED

凄くレトロな雰囲気を漂わすライトが入荷しました。
本日ご紹介するライトは英国のアウトドアブランド「SCOUTING」のLED懐中電灯です。英語で懐中電灯は二つの呼び名があります。米・英語ではFlash light (フラッシュライト)、英・英語ではElectric torch (エレクトリックトーチ)です。このライトはもちろんトーチとなります。語感的にフラッシュライトはピカァ!!!とした攻撃的な感じしますが、エレクトリックトーチってのはなんだかものすごく郷愁を感じさせるものがあります。ダラダラと点灯し続けているイメージもあるかな?このライトは正にそんなエレクトリックトーチを体現したレトロな造りのライトになります。タイプは二種類、コンパクトなSタイプと増装アダプターを内蔵した大きなLタイプです。

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なんてい言ったてボディの素材は「ブリキ」です。この21世紀もあと数日で13年も経とうとしておりますが、未だにブリキを材料に使っているライトなんてそう見かけるものではありません。新品にも関わらず加工傷やくすみがあるし、ボディは大よそ耐久性が期待できないペラペラのものです。イギリス生まれのライトですが、実家にこんなライトがあったなぁ〜なんて思い出に浸ってしまうほど昭和な雰囲気を放つルックスをしております。

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スイッチはスライド式。前に押すと点灯、後ろに引くと消灯します。スライドスイッチの動きも固いです、完全機械式。ただ、一つこのライトが昔の懐中電灯と異なるのはスライドスイッチの前にあります赤い小さなボタンです。昔のライトはここがモールススイッチで間欠点灯が出来ましたが、このライトはディマースイッチ(調光)になっております。点灯させた状態でこの赤いスイッチを長押しすると100%〜10%の間で無段階の自動調光となります。任意の明るさの時に指を離すとその明るさが固定されます。ただし、メモリー機能はなく、消灯後再び点灯させると100%点灯に戻ります。

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テールキャップには「スカウト」のマークが押されております。これがなかなか可愛らしい。しかも収納式のハンガーがあり、爪を引っ掛けて引き出すことが出来ます。

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で、この外観を見続けているとLEDライトであることをうっかり忘れてしまいますが、商品名にもありますように3wのLEDを搭載したLEDライトになります。リフレクターは良い感じに曇り、ところどころ小傷もあるようです。風防も樹脂製、ポリカーボネートなんていう立派な素材ではなさそうです。この味わいは平成生まれの坊やには軽いカルチャーショックだと思います。Sタイプも約40mmとそこそこ広いリフレクターですが、Lタイプのご立派なリフレクターは正にターボヘッド。無駄に飛びの良さを期待させる面構えです。

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完全なスポット光。芯の強い中心光と薄い周辺光が発生します。LEDの色はクールホワイト色。ターボヘッドンのLサイズの方が狭角で中心光は小さく明るなります。どちらも110ルーメンですが、やはりターボヘッドのLタイプが明るく感じると思います。明るさのほとんどが中心になりますので110ルーメンと言えどかなり明るいですよ。少なくともこのルックスの豆球を積んでいたライトに比べたら比較にならないほど明るいものです。

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さらに屋外を照らしていました。大型のクレーン車の先端だってこの通り。スポットな配光ですが、侮れない照射能力です。この位の距離であれば、SタイプもLタイプもあまり変わらないかも知れません。照射範囲は狭いですが、飛び系のライトになります。

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SタイプもLタイプも共通の電池カートリッジを使用してます。単三電池が3本入る樹脂製のカートリッジ。ここはかなり現代的なか?Sタイプはカートリッジに電池を装填して→の書かれた方向をヘッド側に向けて入れるだけですが、Lタイプは少々変わっています。似た様なカートリッジが2本入っておりますが、一つはSタイプのそれと同じ→の書かれたもの、これはヘッド側に入れます。もうひとつのそれは通電スペーサー兼予備電池入れとなります。使用電池量はSもLも変わりませんが、Lタイプは後方に予備の電池が入れられるようになっております。なかなか面白い構造です。現代のライトのサイズはその性能面おいて必要ない部分は削られ、短くなる一方ですが、こうした機能もアリですね。事実、全長が長くなったことでSタイプよりもLタイプの方が持ちやすく、スライドスイッチの扱いはLタイプの方が良いです。見た目の可愛さではSタイプに敵いませんが、Lタイプのユニークさは評価されるべきです。

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日本のナショナルライトと並べてみました。ナショナルが今のパナソニックであることを知らないお客様が時々いらっしゃいます。まぁ、それくらいパナソニックブランドは国内でも浸透したのですから良い事なんでしょうが、なんだか少しさみしくも感じます。

明〜るい ナショナル
明〜るい ナショナル
みんな 家中
なんでもナショ〜ナ〜ルぅぅ〜

なんてCMが流れていた時に売られていたライトだと思います。私の家にもありました。そんなナショナルライトと並べてみても充分に古臭く良い味を出しております。スカウトトーチは帆布を張った昔ながらの複葉機に現代のレプシロンエンジンを載せたようなライトです。いかにも英国らしい「古いものこそ至高!」と言った国民性が伺えるのが何より楽しい商品です。今のライトが如何に高性能で贅沢な素材を使っているか再認識させてくれるものでもあります。それを思い出させてくれただけでもこのライトとの出会いは価値があります。今の懐中電灯の性能を知っている人にこそ、手にとって昔を思い出してほしいものです。

ただ、クドイようですがこのライトはそんなに出来の良いものではありません。弊社の販売する懐中電灯ではぶっちぎりに低品質な代物です。その点は予めご了承お願致します。

SCOUTING (スカウティング) スカウトトーチ S 3W LED
SCOUTING (スカウティング) スカウトトーチ L 3W LED

それでもこのライトが欲しくなってしまったあなたは愛すべきライト馬鹿です。