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DOSUN (ドゥサン) A250 単三電池4本使用 自転車用 LEDライト
自転車用ライトのメーカー DOSUN から単三電池4本使用の新型ミドルクラス A250がデビューしました。A2 SALtec(ソルテック)の後継と思われましたが、実際にはA1の後継のようです。A250には環境調光機能SALtecや充電池チャージャーなどの機能がありません。その代わり明るさが250ルーメンにアップ、価格もA2に比べると抑えられたものに仕上がっております。

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ボディのデザイン、材質に変更はなく従来のままです。全長120mm 全幅65mm 全高50mm
同社のRMXブラケットのハンドルクランプと同じものが使われております。ライト本体はブラケットと分離が可能。ライダー側から向かって手前のレバーを押しながらライトを手前に引くと外すことが出来ます。取り付けの際は逆に前方に向かって挿入し、カチっと音がするまで押しこんでください。

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価格を抑えた為か、ボディもヘッドもA2の物が流用されております。底面にACアダプターを挿入するためのソケットカバーが付いておりますが、チャージャーを搭載しないA250はその部分を開けても何も入っておりません。

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ヘッドの表面にもSALtecのセンサーが付いておりません。スイッチですが、従来のモデルが「長押し」での点灯や消灯だったのに対して、A250は長押しの機能が無くなりました。1回押すとHi点灯、2回でMed 、3回でLow、4回で点滅、5回で消灯します。スイッチの押し感は従来よりも若干軽くなり、ポチポチポチと押しやすいものになっているのでさほど押し回数に煩わしさは感じません。むしろ一度点灯させれば目的地まで消灯させることは無いのでこちらの方が良さそうな気もします。スイッチの下にはインジケーターランプがあり、スイッチを入れると現在のバッテリーの残量を光って知らせます。

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上部配光をカットオフする独特のリフレクター。世界でも自転車用ライトの規制に厳しいドイツの規格をクリアしたライトになります。路面を照らし、ハンドル下からワイドに広がる配光は自転車関係のライトに大き影響を与えました。今では他社からも似たいような製品がリリースされる予定のようです。今後の公道使用の自転車用ライトのスタンダードになり得るものかも知れません。

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ハンドル上に装着されているにも関わらず、フロントタイヤを照らしているのが確認できるかと思います。非常に近い所からライダーの進むその先までを同時に照らします。STOP&GOの多い市街地での利用の場合、発進時は近くを確認し、走行中は行く先を確実に視認することが出来ます。早期に道路上の変化や危険を察知するには手前とその先を同時に照らすことが重要です。

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DOSUNのAシリーズの特徴としては配光の先端が最も明るくなることです。意外と左右への広がりは近距離のみで、前方への光の広がりは少なく、中央に集光されます。

元々定評のある配光を維持するために敢えて新たなボディを造らずに従来モデルを使用しておりますので価格が抑えられたものと思われます。年末から春先にかけて各メーカーからバイクライトがリリースされますので激戦になることを見込んだ仕様と思われます。独特の配光と明るさ、初期照度維持に優れたDOSUN A250は街乗りライダーにおススメしたいバイクライトの一つです。

DOSUN (ドゥサン) A250 単三電池4本使用 自転車用 LEDライト


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さらに、同じくDOSUNのリア用赤色セーフティーライト "RUBY(ルビー)"が再入荷しました。これまでのレッド、ブラック、シルバーに加え、イエローゴールドとパープルの新色ボディが追加されました。かなりキャッチーでポップなカラーリングが素敵です。アルミ削り出しのボディにカラフルなアルマイトが施されたリア用テールライトは珍しく、シートポストやポストクランプに合わせて選んで見るのも楽しいと思います。

DOSUN (ドゥサン) RUBY (ルビー) LEDフラッシャー 自転車用セーフティライト