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DOSUN (ドゥサン) RUBY (ルビー) LEDフラッシャー 自転車用セイフティライト

台湾の自転車用ライトを製造するDOSUNからリア用のライトが入荷しました。
こちらのRUBYという製品には兄弟機としてフロント用のDIAMONDO(ダイアモンド)があります。今回ご紹介するのは赤色点灯、点滅するRUBYだけですが、ボディ自体は共通の物を使用しておりますので[ RUBY・DIAMONDO]と刻印されております。

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いわゆる自転車のシートポスト(サドルが付いている棒)に括りつけるライトになります。ボディはアルミ合金製の削り出し、この質感、リア用のフラッシャーにしては「やけに気合いが入った」造形をしております。輸入元が見せてくれた画像を見た時は「なんでアルミかなぁ〜、重そうだなぁ〜」と内心ケチを付けてましたが実物を見て自分の考えが間違えであることに気が付きました。これはカッコいいです。フラッシャーの多くが樹脂製で安っぽいものが多いので、それらと比べると見栄えはかなり良いです。重量も電池抜きで45gですから、さほど重いものではありませんでした。

レンズの部分を押すと点灯、続いて押すと点滅、三回押すと消灯します。
銀色のボディはウルトラマンのカラータイマーみたい。

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バンドはシリコンゴム製。バックルの穴は二か所あり一般的な円筒形のシートポストであれば問題なく着きそうですが、一部ロードバイク等にみられる楕円形のカーボン製のシートポストに着けられるかは分かりません。

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電池はコイン型のCR2032リチウム電池を2枚使用。点灯で50時間、点滅で150時間。このタイプのセイフティライトであれば一般的な点灯時間かと思います。注目するべきはOリングの存在です。ネジ式の着脱方になりますが、懐中電灯のように防水パッキンであるOリングを装備します。太いものではありませんが、このサイズのボディに対してであれば十分なものです。防水性が高いことは良い事ですが、開け閉めは固いです。電池を交換される際は滑り止めのグローブやウエスを使って開けることをおススメします。Oリングの保護の目的と滑りを良くするためにグリスやワセリンを薄く塗布しておくとよいかも知れません。

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そしてこれが最大の特徴。垂直の棒に巻きつけるとボディが少し下向きになることが分かります。まぁ、逆に付けると上向きに着いてしまうんですけどね。ボディが少し下向きになるのには理由があります。リア用の赤色点滅灯は後方から来る自転車や歩行者、自転車にその存在をアピールするためのアイテムですが、DOSUNのセーフティライトは後続者に対しても配光を考慮した造りになっております。

赤く手滅するセーフティライトは無灯火に比べればウルサイくらい明るい方がマシなのですが、このところLED自体が明るくなったせいか酷く眩しく感じてしまうことがあります。自身の存在をアピールすることも大事ですが、眩しい光をまき散らすのもマナー的にはどうかと思います。DOSUNの製品は常に「配光」に気を配った製品をリリースし続けております。前照灯の製品に関してはもれなくアッパーサイドがカットされた路面照射を重視したモデルです。そしてこのリア用ライトも後続のライダーやドライバーに対して視界に直接光源が入り難い工夫がされております。

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自転車のシートチューブの角度やポストの高さにもよりますが、小さな折りたたみ自転車に付けるとこんな感じになります。路面を照らすような感じで赤色光が放たれます。これはなかなか斬新。ボディは小さくあまり目立たないものですが、その照射は個性的でバリバリ目立ちます。セーフティライトって「大きくてもにかく目立つのが好き」な人と、「出来ればカッコ悪くなるから付けたくないなぁ〜」という人に分かれると思います。DOSUNのRUBYはどちらかと言えば消灯時は目立たせたくない、または、簡単に取り外しが出来るものを求めている方におススメのライトです。

弊社ではボディカラーブラックとシルバーをご用意しました。シートポストはブラックかシルバーが主流ですからね、ご自身のポストのカラーに合わせてお選びいただければより一体感があってカッコいいと思いますよ。

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RUBY-RH レッド追加されました。

DOSUN (ドゥサン) RUBY (ルビー) LEDフラッシャー 自転車用セーフティライト