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SUNWAYMAN(サンウェイマン) C10R LEDコンパクトライト

SUNWAYMAN より新商品が3点入荷してきました。CR123A 1本使用のC10Rと2本使用の C20C そして6本使用のT60CSの3点です。それぞれ特徴のあるアイテムですが、サイドスイッチを採用したモデルとなります。
本日は最も小型なC10Rからご紹介していきます。

こちらのSUNWAUYMAN C10Rですが、Cシリーズの最新モデルとなります。以前ありました単三電池1本モデルのC10Aとは全く異なる仕様です。スイッチはヘッドに設けられたサイドスイッチのみ。基本的にプッシュ式のスイッチになるのですが、押し方で常時点灯、間欠点灯が使い分けられます。スイッチの詳細については後ほど。

このC10Rが目を引くのはその小ささです。全長82mm 同社のCR123A 1本使用のモデルとしてはM11Rに次いで小さなモデルとなります。テールスイッチが無いので全体的小さく見えるわけですが、全長の割にヘッドが大きいので二頭身のキャラクターのような可愛さが滲み出ております。その割にボディは肉厚で無骨。そのギャップがまた面白いライトです。しかも、テール部分には他のLEDライトでは見られないねじ切りの付いた穴があります。

実はこのネジ穴、カメラの三脚の雲台に付ける為のモノです。ボディはアルミ合金ですが、この部分はステンレス製になります。たとえば、コンパクトカメラ用のミニ三脚に付けるとこんな感じになります。
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とてもシュールな姿ですが、簡易用の照明としても使うことが出来ます。電池を使用しますので外部電源に頼らない携帯性に優れた照明となります。まぁ、あくまでも簡易用ですけどね。暗い場所で動く被写体を撮影する時の置きピンなどに使えそうです。上記のゴリラポッドのようなフレキシブル三脚であれば、手すりや木の枝など巻きつけることが出来ますからね。ライト自体が電池込で約70gと軽量なのでお辞儀したりする心配もありません。
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もちろん、通常の三脚にも付けられます。CREE XM-Lを光源に使用しワイドな照射になりますので照明として使えなくもないですが、搭載LEDはクールホワイトの光になりますので本格的な照明の代わりにはなりそうにありません。あくまでも簡易的なニーズに適したものです。

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基本的にこのライトは順手で持ちます。ヘッドが握りやすいよう工夫された形状をしております。この形はライトをテーブルなどに置いた時の回転防止の役目も果たします。スイッチの裏側にはバッテリーインジケーターがあり、電池容量が減って電池の交換時期になりますと赤く光ります。さて、それではスイッチの操作性についてご説明します。正直、ちょっと癖があります。分ればサクサク使えますが、何にも知らずに使うと「壊れてる!このスイッチ!」と勘違いされてしまうかもしれません。

まず、スイッチを「強く押す」と押している時だけ点灯する間欠点灯となります。この時明るさは常にHiモードとなります。

次いで、スイッチを「軽く押す」と常時点灯します。押したらすぐに指を放すくらいの感じがよいです。点灯した状態で再び「軽く押す」と消灯します。

モード切り替えは常時点灯した状態でスイッチを「長押し」します。自動調光になりHi→MED→Lowと順に変わりますので任意の明るさでスイッチから指を放せばその明るさで常時点灯します。また、メモリー機能があり消灯時の明るさを次回点灯時に再現します。何れの状態からもスイッチを「ダブルクリック」すると点滅になり、さらに「ダブルクリック」を繰り返すとSOS点滅となります。

こんな感じです。何事も慣れは必要ですが、操作方法を知っていさえすればさほど難しさは感じないと思います。

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レンズは低反射コートされた光透過性に優れたガラスレンズ。ベゼルは落下時の衝撃からレンズを守るためのステンレスカラーが付いておりますが、ボディ側からはその先端が少し見えるだけ。なかなかオシャレな面構えです。レンズ開口部は18.9mmほどあります。いわゆるターボヘッドと呼ばれるようなライトほど広くはありませんが同社のCR123A 1本モデルでは最大の大きさです。

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Hiモードでの屋外照射。スムースリフなので中心光は集光しますが、5m程度の距離でかなり散ります。周辺光は広く十分に明るいです。OPリフとさほど変わらない配光の美しさはあると思います。思っていた以上に広く照らせるのが印象的でした。ただ、190ルーメンのHiモードではヘッドの加熱があります。すぐに握れなくなるほど熱くなるということはありませんが、いかんせんボディが短いのでHiモードは間欠点灯メインがよろしいかと。

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MEDモード50ルーメンは常時点灯に最適。この明るさなら素手で握っていてもヘッドは全然熱くなりません。点灯時間も長くなり、日常使用であればこの明るさがメインになりそうです。

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順手で持ったり、つまんで持ったり、ユーザーが持ちやすい形状によく工夫されていると感じます。

このライト、メーカーサイトでは品名がC10R Torpedo とボディに刻印されております。デモ機もそうでした、、、が、届いたモノはC10R Espresso になってました。コーヒー注文した覚えはないよ、爆雷じゃないの?と困惑しましたが、ギュッと詰まった感があるのでエスプレッソでも似合うような気はします。小粋でユニークな独創性にあふれるLEDライトです。

SUNWAYMAN(サンウェイマン) C10R LEDコンパクトライト

NOT-AP05
なお、C10RにAP05 AAエクステンダーは装着できません。サイズが異なります。