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LED LENSER(レッドレンザー) OPT-7438FS HOKUS FOCUS(ホークス フォーカス) FS LEDライト

LED LENSERのホークスフォーカスと言えば同社の製品を飛躍的に世に広めたライトとして有名です。ワイドとスポットを瞬時に切り替えることができるこのシステムを搭載したモデルであり、単四電池3本、1wのLEDを搭載したモデルとして人気を博したモデルです。

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そんなホークスフォーカスがフロントスライドスイッチになって帰ってきました。同社がリリースするライトの多くがテールスイッチモデルですが、フロントのしかもスライド式のスイッチは極めて珍しいモノになります。このスライドスイッチですが、樹脂製で親指のかかりやすい形状をしております。少し前に押すと点灯し、指を放すと消灯する間欠点灯もできます。プッシュ式のスイッチが一般的ですが、何気にこれも使いやすいです。

しかし、このスイッチは何も新しいモノではありません。種別的には昔からある「ナショナルライト」的なもの。ペラペラのアルミやブリキでできた2Cか2Dの豆球を使ったノスタルジックなあれと同じです。このところテールスイッチモデルが一般的になった今では逆に新鮮なモノに写りますが、昔から現在に至るまで懐中電灯を手にしてこなかった人からすればこのOPT-7438FS はむしろ「当たり前」のスイッチかも知れません。

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フロントスイッチを採用することによりもう一つ便利になったことがあります。それはフォーカスの操作の簡単さです。スイッチをONにした状態からヘッドのスライド操作までが実にスムーズ。持ち手を変えることなく片手で操作が可能。親指と人差し指で首の部分を持って前後にスライドし易いデザインとなっております。

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スイッチの仕組みはこの通り。バネ板状の接点部ををスライドスイッチの裏側の凸部が押してバッテリーケース側の接点に接触させて通電させます。なので、バッテリーケースを再装填する際、スライドスイッチをOFFの側に押しながら差しこみませんと点灯してしまいます。大したことではありませんが構造上どうにもなりません。電池はアルカリ単四型電池3本使用。専用のカートリッジに装填して使用します。

スイッチはON/OFFのみ。調光や点滅などは出来ません。とてもシンプルな操作方法です。

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ワイドモード。約115ルーメン。

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スポットモード。

LED LENSERらしい配光ですね。3AAAでも200ルーメンが出る時代ですから115ルーメンとはまた控えめなスペックに仕上がっております。先にご紹介した「シンプルな従来型スイッチ」から想像することが出来るのですが、一般的にこのくらいの明るさが出れば十分に懐中電灯として使えるモノです。少なくとも豆球と使っていたころのライトに比べれば明るさもランタイムの段違い。おまけに全長は12cm程度とコンパクトですから、ライトに詳しくない方でも扱いやすく、且つ、間違いのない性能が発揮されるのであれば「これで十分」と思える製品だと思います。

LEDライトを使う人のすべてが製品に趣味的興味を持つわけではありませんから、こう言った「普通のライト」も世の中には必要だと感じます。下手にタクティカルモデルやプロユースモデルを装って丈夫さや高性能を謳った複雑怪奇な製品に比べれば遥かに健全で親切なライトだと思います。
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LED LENSER(レッドレンザー) OPT-7438FS ホークス フォーカス FS LEDライト