X14-1
LED LENSER(レッドレンザー) OPT-8415 X14 LEDライト

単三電池4本使用のLED LENSER X14についてご紹介します。

型番の先頭にXを関するのはLED LENSER ではX21X21Rだけでした。Xが意味するところはよくわかりませんが、こちらのX14は7灯搭載のX21シリーズに負けず劣らず個性的な存在のライトです。何といっても二眼のヘッド。どうしてもレンズが二つあると生き物チックに見えてしまいます。おまけに丸みを帯びたデザインがそれに拍車をかけます。ある意味凄く有機的でLED LENSERらしいデザインだと思います。

X14-3
LED LENSERの特徴といえば前後にスライドするヘッド、カメラらのズームレンズのようにワイド、スポットを切り替えられるAFS( Advanced Focus System)ですね。こちらのX14も漏れなくそれを装備しております。二つの目ん玉がヘッドを前後させるたびにクルクルと表情を変えるように変化するのはなんだか面白いです。ただ、思ったよりもスライド量は多くなく、「あれ?もうおしまい?」と拍子抜けしてしまう感じもあります。実測9.5mmくらいでしょうか。他のモデルに比べ少ないわけではありませんが、大きさの割には、、って感じです。

X14-2
把持部の太さは39mm 決して細くありません。単三電池を4本使用なので同じ新型ならM14 , 従来型ならP14と同じクラスになります。電池はカートリッジに入っており、通常テールを外そうとするとカートリッジも一緒に抜けてきます。ちなみに、互換性を調べてみたところM14とX14は同じものでした。P14についてはデモ機がないので分かりませんでした。パーツを共有することでコストダウンを図っているものと思われます。すでに従来モデルからジョジョに切り替わっておりましたが、テールスイッチがゴム製です。押し感は良い感じに柔らかく金属製だったころよりは良好だと思います。

X14-7
テールを外して見るとこんなゴムの塊が出てきます。こいつの先にカートリッジのスイッチが付いており、それをこのゴムの塊が押してスイッチを操作しております。テールスイッチタイプの他社の製品ですといわゆる「ゴムカバー」が一般的です。ダイレクト感は確かに薄いカバータイプのほうがあるかも知れませんが、切れやすかったり、スイッチ自体への負荷が大きいのもまた事実。メーカーによっては最初から予備のゴムカバーが付いていたりします。それらに比べるとこのデカいゴムの塊はまんざら悪くなそうです。スイッチがやたらでかいなぁ〜と思っておりましたが、こうした理由があったのか、、、とちょっと感心しました。メーカー側としてもメンテナンスし易そうな構造をしております。

X14-4
カートリッジでもう一つ。ヘッド側の接点はホックのような形状をしております。テールキャップを回して締めるのですが、最終的にこのホックがヘッドの接点にはまって固定されます。丈夫で確実な接点。しかも金メッキ仕様で通電性も良好。なんだか妙な拘りを感じるフェチな部分です。

X14-5
ヘッドに設置されておりますフォーカスロックのレバーですが、写真で見ていた時は「この部分光るのかな?」とか色々妄想をふくらませていましたが、ただのプラステックでした。なんかね、ちょっと微妙な感じです。ここまで造形に拘った形のヘッドをしておきながらこのレバーのデザインと素材ってどうなの?と言いたくなります。

そもそもこちらのX14のヘッドは樹脂製です。この一言で盛大にがっかりした方もいらっしゃることでしょう。
ただ、モノは考えようです。この樹脂ヘッドがアルミ合金だったらどんだけ重いことでしょう?電池を入れた状態で420g 、すでに軽くはありません。もしヘッドまでアルミにしたら確実に500gを超えることでしょう。4AA懐中電灯で500gは相当重い部類に入ります。実用性という点ではかなりのハンデ。質感などを考えるとアルミの方がカッコイイのは事実なのですが、使い勝手となるとまた別の話です。ただ、好みの差ははっきりとここで出ることでしょう。

X14-11
さて、この二眼のライト。光源を別々に光らせたりすることは出来ません。どのモードでも常に2灯となります。では、二つの光軸が伸びて二つの円形配光になるのか?、、、な訳ありません。ちゃんと途中で一つに交わって一本の光軸となります。二つの光源が確認出来るのはスポットモードでもわずか数センチ程度、二つの円が交わり8のような形になり1m程度でいびつながら完全に一つの円となります。ワイドモードであればわずか30cm程度で一つ重なります。なので、実際に使っていて二つの光源の存在を感じることはほとんどありません。

X14-6
では屋外の照射。まずはスポットモード。
かなりどーんと照らしてくれます。MAX450ルーメンのスポット光は伊達ではありません。拡散系の配光と異なり、照射面が狭くなる分、中心に光が集まると数値以上の明るさに感じてしまいます。これまでX21シリーズ以外、200ルーメン台が主流のメーカーでしたから、このサイズでしかも4AAでこの明るさは新鮮です。照射距離も優れますが、それ以上に照射面の明るさに関心します。

X14-8
ワイド面もかなりのもの。広くて明るい、しかもフラットな光。壁面、路面など面を捉えるときに真価を発揮します。これだけ明るいにも関わらず中心光が発生しないので、近距離においてもハレーションを起こさないという特徴があります。X21を初めて見てから4年も経たずに、このサイズでこの明るさのLED LENSERを見れるとは驚きです。
X14-9
ということで、よくご質問をいただきますのでこちらでちょっと紹介しますが、今回ご紹介したX14と同じ二眼の新商品X7R(充電式)とは大きさがかなり異なります。X14のほうがだいぶデカイです。X7Rは先にリリースされておりましたM7Rと同じリチウムイオン充電池を使用したMAX500ルーメンのライトです。なので、X14を小さくしたような風体をしておりますが、実際はM7Rを二眼にしたような感じです。

X14-10
ヘッドだけでなく把持部もかなり太さが違います。X7Rの把持部分は約29.5mmですがから如何に細いか分かるかと思います。「どこでも入手できる乾電池が使いたい!」というマスト条件が無ければ個人的には充電式のX7Rをお勧めしちゃいます。

と、言うことで次回はX7Rについて詳しくご紹介します。


LED LENSER(レッドレンザー) OPT-8415 X14 LEDライト

LED LENSER(レッドレンザー) OPT-8408R X7R 充電式LEDライト