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YS Custom 狛犬 MJPスーパーコンバーター内蔵 HEAD-BODY アッセンブリー

YS CUSTOMから新商品の入荷です。狛犬と銘打たれたこちらの商品は完全な新造品となります。商品の内容はヘッド及びボディのアッセンブリー。これ単体ではライトとして役に立ちません。すでにリンク先をクリックして「なんじゃこの価格!?」と驚かれている方もいらっしゃるでしょう。正直に書きますが、このライトはべらぼうに高価なライトです。限定8本という超小ロットで作られたカスタムモデルなのです。ライトとして使うにはこれにSUREFIRE社のスイッチを付ける必要がありますが、初回生産分に限り弊社ではSUREFIRE製のZ41テールスイッチとコンバットリングを付けてご提供しております。

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狛犬とは神社の社(やしろ)の両脇にいる「あ」「うん」の表情をした想像上の生物の石像。諸説あるようですが、概ね魔除けの意味合いがあるようです。そんなどこか可愛げのある名前のこのライトですが、YS CUSTOMなので国産に拘って作られております。ボディのジュラルミン合金から切削、組み立てまですべて日本製です。また、この製品はその生まれが変わっております。そもそも一般販売ではなく特定のエンドユーザーの意見を取り入れ幾度もの試作を重ねて今日に至った製品です。本来であれば、この価格もありますので一般販売は見送られてきましたが、昨年弊社が開催致しました展示会イベント ライトマニアックスにてご紹介したところ、商品化を望む御意見をいただきましたので販売するに至りました。同社が製造する他の製品とも全く異なるコンセプトのもと製造されたライトです。

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ヘッドとボディをつないだ全長は約131mm 、これにスイッチを付けますと150mm前後のライトになるかと思います。凹凸のないストレートなベゼルの先端にストライクベゼルを配し、ボディには滑り止めのチェッカリングが施されております。ボディの半分から先はややえぐれたクビレがあり、指がかけやすい形状をしております。ヘッドの長さに対してボディは短く、一見すると6V仕様(CR123A x 2本)のライトに見えません。テールに向かうほど寸詰まりな印象があります。実際に指をかけて持つであろうボディはわずか44mmしかありません。SUREFIREの6Pが約60mmほどありますので、やはり短いと言えます。実はこの形状もユーザーの要望に併せて作られたものだと思われます。エンドユーザーは日本人、欧米人に比べると手の広の大きさは平均的にみても大きいとは言えません。このボディは日本人の手に最も馴染むサイズに工夫されております。

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搭載LEDはXML 低反射コートされたガラスレンズの向こう側にあるリフレクターは外観同様深く、狭角な仕上がり。リフレクターの表面は細かな凹凸処理が施されております。照射光自体は非常に鋭い光ですが、照射面の広さや明るさの均一さは、ある程度確保されております。ただ、光を飛ばすのではなく目的の距離に対して最もベストな配光が生まれるよう調整させれているのです。そもそもワイド系の拡散光のモデルが多いYS CUSTOMにおいてこの狭角さは実に珍しいモデルです。
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ボディとヘッドはこのように外れます。ネジ切り部分にもHA処理が施された渋い仕上がりです。ボディ内部のバッテリーハウジングはとても狭く、電池はきつく装填されることになります。操作時の誤作動やカタツキ音などを防ぐのが目的ですが、電池のマイナス接点が軽く凹むほどのものです。SUREFIREなどと違ってプラス側のヘッドの接点にバネを使っておりませんのでどうしてもきつくなるようです。なお、クリック式のZ59スイッチを付けたりする場合、キッチリと締め込みませんとロックアウトの状態になり点灯しません。グッと最後に締め込む感じですね。個人的にはナイトロンボディのスイッチが最もレスポンスが良かったように思えます。

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ボディはヘッドとテールのジョイント部の規格が異なります。まず、ヘッド側はE2EやE2DLなどのエグゼクティブシリーズが装着可能なサイズなのに対して、テール側は6Pなどのパーソナルサイズになります。これはSUREFIRE社のAZ2と同じ規格になります。残念ながらAZ2につきましてもすでに生産終了予定品となっておりますのでこのボディ規格自体かなり稀な存在になってしまいました。逆にいえば、カスタムの幅が広がりますのですでにSUREFIREの製品を多くお持ちの方であれば楽しめるボディだといは思います。

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ヘッドの裏にはMJの刻印が。照度維持のカナメとなりますコンバータはMJ Productsのスーパーコンバータが搭載されております。同社の高級機ではおなじみだと思いますが、当然この狛犬にもそれを搭載しております。明るさの維持は初期照度が高いだけのモデルと比べ実用面において天地の差があります。もし、このライトが鑑賞だけの床の間ライトであればこんなものを積む必要はありません。これがそういった類のライトとは異なることを強く主張するパーツであります。

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E2DLのヘッド、6PXのスイッチ。コンパクトで鋭い感じ。雰囲気がだいぶ変わりますね。

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同社のエグゼクティブ用のカスタムヘッド鬼蛍も付けれます。超拡散光の全く性格の異なるライトにもなります。ちなみに、鬼蛍のロングランタイムモデルECOシリーズにクールホワイトニュートラルホワイトが追加されました。

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こんな感じで手持ちのSUREFIREを組み合わせて楽しむことができます。出生こそ特殊なライトですが、その楽しみ方は人それぞれ。これまでのコレクションと合わせて楽しむもよし、そのまま使うもよしとライト好きには嬉しい仕様かと思います。

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一つの新しい製品が出来上がるまでに費やされる時間と費用、そしてアイディア。どれ一つとっても一朝一夕に得られるものではありません。このライトが生まれるきっかけやその用途に私はあまり興味がありません。自分んとは違う世界の話であり、触れる必要のないものだと思います。ただ、このライトの性能を必要とする人がいるのであれば、それに応えるだけのスペックを持ったライトだと思います。

懐中電灯が好き、、、というだけでは気軽に手を出すことのできるライトではありませんが、いつか手に手に入れてやりたいと思わせてくれる魅力をこの狛犬は持っています。

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