RAYSVISION(レイズビジョン) MM-02 単四電池1本使用 LEDキーライト

RAYSVISIONからキーライトが入荷しました。型番MM02 単四電池1本で使用可能なLEDライトになります。特徴としましては簡易カラビナが付いているモデルとしては珍しくクリック式のスイッチが付いております。

コンパクトなサイズを重視するキーライトはヘッドを締めつけて行うツイスト式のスイッチが一般的ですが、こちらの製品にはテールスイッチが付きます。それがゴムカバーで覆われたものであれば他にもあるのですが、スイッチ自体がとても小さく物理的に破損しやすい欠点を持ちます。最初は良いんですけどね、使っているうちにダメになってしまします。また、構造の都合上キーリングを通す穴をどこかに設けなければならないのですが、テールスイッチの外周のボディに穴を開けたモデルですとリングの可動範囲が狭くリングがよじれて変形してしまうことがあります。


このモデルはその欠点を解消しております。キーリングの通す穴はテールスイッチそのものに付けられております。テールスイッチそのものを金属製にすることで加工を可能にしております。また、このテールスイッチ自体は360°回転可能です。ポケットの中に鍵束と一緒に入れてもライトが他のカギに干渉してぐちゃぐちゃになることはありません。これまでありそうでなかった合理的なスイッチです。

電池の取り出しはテールスイッチ側で行います。少しすぼまった形状は指がかかりやすく開けやすい形をしております。このあたりのデザインが素敵。とてもカッコイイです。

MAX100ルーメン。ON/OFFのみで調光はありません。鏡面加工されたリフレクターを搭載。近距離ではお世辞にもきれいな配光とは言えないものです。少々距離が離れればあまり気にしない程度になりますので実用面での不具合は感じません。ただ、少しスポットがきつように思えます。


キーライトとしては必要十分な明るさ。至近距離ではやや明る過ぎるかも。パワーよりもランタイム重視のモデルが増えている中、やや変わった毛色のライトです。

ボディ全体に滑り止めのチェッカリングが施されており、手にした感じはとても良好。何よりスイッチの押し感が堪らない。まるで愛用のシャーペンやボールペンのようにカチカチと小気味よく動くバネは病みつきです。あまり性能面に関して目新しさはありませんが、日常使用のキーライトとして考えると実によくできております。多くの懐中電灯で壊れる部分No,1はスイッチ。このスイッチとて例外ではありませんがしばらくは楽しんで使えそうなものです。


RAYSVISION(レイズビジョン) MM-02 単四電池1本使用 LEDキーライト