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右から FENIX TK21 , OLIGHT M20X , SUNWAYMAN T20CS

お手頃な価格で強力な光を照射する6Vモデル。CR123A リチウム電池を2本使用したモデルたちですが、LEDライトの登場以降常に熾烈な競争を繰り返すクラス。このクラスの製品をリリースするメーカーは大きく分けて二つの種類に分類されます。一つは6Vモデルを前面に押し出し「タクティカル的」な要素や雰囲気を強調するところ。もう一つは「数多くあるモデルの中の一つ」、と位置づけるところの二つです。言わば看板商品なのか否かによってユーザー側の見方も微妙に違ってくるように思えます。

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今回紹介しますモデルは何れも6Vモデルでは人気の一本です。最近流行りのメインのテールスイッチとは別にボディもしくはヘッドやテールにサイドスイッチを設けたものです。全長はどれもどんぐりの背比べですが、T20CSのみ若干短いです。それは重量にも関係しております。最も軽いのがT20CS、続いてM20X 、TK21となります。TK21はヘッド径が40mmと最も太く重いです。ボディの材質は何れもエアクラフトアルミ合金を使用しておりますので多少の違いはあれど、ボディの長さ、厚さが重量に関係しております。

メインスイッチであるテールスイッチにもそれぞれ特徴があります。T20CSはスイッチボタンが剥きだしで凸った形をしております。指の腹で押しやすいのはもちろん、母指球(親指の付け根あたり)でも押しやすい形状をしております。他の二つがやり難いわけではなくではありませんが、まっすぐに押さなくても少々横から押すような感じで押しても点灯するのがT20CSのテールスイッチ。瞬時の不適格な動作でも確実に点灯するものです。どのスイッチも半押しでの点灯、消灯が可能。クリック音がするまで押しこむと常時点灯するタイプです。

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サイドスイッチの違いによる持ち方の違い。どのモデルもいわゆる注射器持ちが可能な形状をしておりますが、その状態を保持しながらサイドスイッチを押すことが出来るモデルはM20Xのみです。ヘッドにそれがある残り二つは順手に持ち替えなければなりません。少々不格好ではありますが、確実な動作をさせるには間違いのない持ち方です。逆手に持った状態で操作しやすいのもM20X , それ以外のモデルは小指で押す事になりますのでお世辞にも押しやすいとは言えません。モード切替は順手が基本のようです。

テールスイッチとボディの間にある指をかける為の返し(タクティカルグリップ)はT20CSのみゴム製。他にゴム製のグリップを使用しているモノは弊社取扱品ではSUREFIRELUMINTOP ED20だけ。それ以外の多くのモデルがボディと同じアルミ製のものです。握り心地はゴム製がベスト。それ以外は厚みや長さでだいぶ握り心地に差があります。M20Xは返しの幅が広く指をかけやすい形状をしておりますが、あまり丸みの無いデザインなので素手だと少々痛いです。TK21のそれは幅も短く指が掛かり難い補助的なもの、握り心地はアルミ製にしては悪くありません。そもそも素手で持つのか、グローブをするのかによっても操作感はかなり違うかと思います。

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各ライトのヘッド。それぞれ雰囲気があっていいですね。
M20X以外は鏡面仕上げのスムースリフレクター。搭載LEDはすべてXM-L。配光の違いを決めるのはリフレクターの広さ、深さ、表面仕上げ方法となります。が、、、しかし、それほど配光に大きな違いは感じられません。特に最も明るい状態での使用の場合、それほど違いは感じられないかも知れません。

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照射場所が悪いのかなぁ〜、本当に違いが良く分からなかったです。明るいモデルほど明るくは感じましたが、だからと言って違いと呼べるほどのモノがあったとも思えません。中心光だけを見ればT20CSは明るかったかも。

ユーザーの運用の違いからどのライトも良くも悪くもなる面を持ったモデルです。それだけ選択の幅があるのは良いことですが、やっぱり選ぶとなると悩みますよね。私の感想としては、サイドスイッチのレスポンスで選ぶならM20X , 軽さとサイズ、テールスイッチの操作性の良さで選ぶならT20CS , トータルバランスの良いTK21と言った感じです。サイドスイッチモデルは使い方次第ではとても便利なモデルです。是非、使い方を想像して選んでみてください。