SUREFIRE HS4-A-BK MINIMUS AA 単三電池2本使用 LEDヘッドライト

SUREFIREのヘッドライトシリーズにまた新たな仲間が加わりました。それがこの単三電池2本使用のMINIMUS AAです。SAINT以外ではすべてCR123A 1本のモデルでしたから2AAモデルとなるこのMINIMUS AAは画期的なモデルとなります。単三電池は1本の電圧が1.5Vになりますので2本で3V つまりCR123A　1本分の電圧に相当しますので基本スペックはこれまでのシリーズと変わりがありません。0〜100ルーメンの無段階調光が可能なダイヤルスイッチを使用し、ワイドでスムースな配光を照射する人気のヘッドライトです。


本国のSUREFIRE.COMにありましたPDFカタログで見た時は「随分と上手く収まっているなぁ〜」と思っておりました。単三電池が2本がライトユニットの裏側　ヘッドバンドを通す部分に収まっております。実物を見ると前方にせり出しているのが分かりますが、それにしても上手くまとめと思います。違和感なく電池ボックスを配置居しております。実にセンスの良いカッコいいデザインです。

2AAタイプのヘッドライトは市場的にも珍しく私の扱うブランドではSILVA社のトレイルランナーというモデルしか知りません。

このモデルは電池ボックスが後頭部にあるセパレート式。単三電池複数本使用のヘッドライトとしては一般的な仕様です。ちなみに明るさ80ルーメン、太いヘッドバンドと軽さが売りです。セパレート式のヘッドライトの良いところは装着時のバランスの良さと多本数の電池を使用することが出来る点です。しかし、それによってライト自体が重くなり、ユーザーによっては首の痛みと戦うことになりかねません。またザックなどに入れる人にとっては少々かさばるのが難点です。


背部の電池ボックスとライトユニットはコードでつながれております。SAINTのように取り外しは出来ず固定式です。このヘッドライトですが唯一心配はその重さです。ディフォルトで付属しますエナジャイザーのリチウム単三電池であっても電池を含む重量は180ｇになります。CR123A 1本を使用しますミニマスと50ｇ程度しか変わりませんが、決して軽いモノだとは思いません。サイズの割にヘッドライトとしては重い部類に入ると思います。決して自重で垂れてくるようなものではありませんが、頭部装着時のフロントヘビィー感はぬぐい切れません。


ご開帳！といった感じで電池ボックスが開きます。フタの裏側にはパッキンが付いており防水性の高さが伺えます。安心の防水防塵の仕様です。電池ボックスのフタの裏には着脱可能なヘッドパットが付きます。取り外して水洗いが出来ます。吸湿、速乾性の素材を使用しておりますのでいつでも清潔にご使用になれます。直接お肌に触れる部分ですからね、デリケートな方におススメ。


ヘッドバンドの裏側にはステッチ状の滑り止め加工が施されており、ヘルメット装着時のヅレや脱落を防ぎます。バンド幅は25mm　一般的はバンド幅のモノだと思います。バンド自体はこれまでのモデルよりも少々薄い素材で出来ております。かなり改良された感じのするバンドではありますが、これだけではご心配な方は、汎用ヘルメットホルダー や汎用 ヘルメット シリコンバンド 幅25mm対応を併用された方がよろしいかと思います。


100ルーメンでの照射　横に広がるような独特の配光。マルというよりはやや長方形をしております。これまでのモデルと比べて特別違いは感じませんでした。MINIMUSユーザーであれば見慣れたものだと思います。


手元を照らすミニマムモード　必要な光を必要なだけ。ヘッドライトではとても重要な性能の一つです。明るければ良いと言うのはヘッドライトでは通じません。むしろ暗いモードを備えることこそが重要です。暗いということは電池が長持ちすること。電池をセーブし長時間の点灯を可能にします。また、テントや山小屋では明るい光はむしろ厳禁。手元を照らすだけの光量があれば充分です。


写真向かって手前がスイッチローター。コードの付いた右側で角度調整。真下から真上まで任意の角度に調整することが出来ます。
アルミ合金のライトユニットと強化樹脂製の電池ボックス。非常に丈夫な素材で構成されたヘッドライトです。一般的な作業用、スポーツ用のモノとはちょっと次元が違い「無駄に丈夫」なものです。この屈強なイメージこそがSUREFIRE、あまりにカッコ良すぎます。しかも単三電池になりましたのでランコストはかなりお安く済むと思います。日頃からガンガン使いたい方におススメです！

SUREFIRE (シュアファイア）HS4-A-BK MINIMUS (ミニマス) AA 単三電池2本使用 LEDヘッドライト