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SILVA VELO (ベロ) 自転車用 LEDライト 110ルーメン

コンパス、ヘッドライトでお馴染みのスウェーデンブランド SILVAが自転車用ライトに参入してきました。その尖兵なるのがこちらのVELOです。フランス語でずばり自転車の意。付属アイテムに付きましてもハンドルブラケットのみという仕様です。ご存知の方も多いかと思いますが、このモデルは同社のNINOX(ニノックス)というモデルの派生形となります。ランプユニットだけを見ればまんまニノックス。考えてみれば他のメーカーでもハンドルブラケットへのマウントさえ工夫すれば自転車用に転用できそうなモデルはいっぱいあるはずなんですけどね、ここまでスタイリッシュに上手くまとめてくるメーカーを他に知りません。

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ハンドルブラケットまで含めて手の平に収まるサイズ。実にコンパクトです。着脱も簡単で確実、ライトユニットについているツメを押しながら上に引き上げるだけ。前後にスライドさせる物に比べると遥かに簡単で装着しやすいです。また、上下左右への振動にも強く、走行中に外れる危険性も極めて低いと思われます。そもそもヘッド単体ですとアルカリ電池を装填してもわずか65g程度しかなく自重がありません。

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ボディの大半が樹脂製の為、放熱を心配される方もいらっしゃるかも知れませんが、ご安心あれ。ボディの下面に放熱板が付いております。連続して数時間点灯させましたが、熱いのは最初の1時間程度。それ以降は人肌より少し暖かい程度で段々と収まっていく感じでした。

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電池は単四電池を3本使用。ニッケル水素電池も使用可能です。ニノックスの時も電池の装填方向を間違えてしまう方いらっしゃいますが、上記の写真の通りとなります。「バネの付いている方がマイナス」という既成概念で間違わないようにご注意ください。ボディを開けますと電池の装填方向が書かれた「+ , - 」のアイコンがありますのでそれをご参照ください。

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このバイクライトの良いところがこのハンドルブラケット。どこのメーカーのブラケットも「容易に外すこと」ができるようになっております。ですが、ハンドルブラケットって頻繁に外すものでしょうか?ライト本体が外し易ければ、ブラケットは外すことはあまり無いと思います。つまり、ハンドルへの固定は強固かつ確実であることが望まれます。ハンドルへの固定には六角のヘキサレンチが必要です。ツールフリーではありませんが、自転車に乗っている方であれば、六角レンチくらいは持っていますよね?

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中心にありますのがメインLED。サイドに2灯あるサブLEDは周辺光の光量を支える重要な光源です。また、向かって右隅にあるのが赤色LED。ニノックスの名残ですね。まず前照灯として使うことはないと思いますが、まぁ、おまけと思った方が良さそうです。

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実際に自転車に付けてみました。出来るだけステムの近くに付けますと良さそうです。ステムの形状にもよりますが、ブラケットから突き出たライトユニットがステムより前に出るのが理想的です。小さくてすっきりしているでしょ。ヘッドのチルト角は無段階 ほぼ真下から真上まで自在に調整可能です。ハンドルと同じか、それよりも低い位置に固定出来るのでより路面をとらえやすいポジションに設定することが出来ます。

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照射角度をそれほど下にしていなくてもフロントタイヤの辺りから広く照らしていることが分かります。これならSTOP&GOの多い街中でもタイヤに近いところを見落とさずに済みそうです。この光の広がり方はSILVAのヘッドライトにも共通するインテリジェントライトと呼ばれているシステムの特徴です。


モードの順番はHi→MED→Low→点滅→Hi、、、の順。OFFは長押し。どのモードからも消灯できます。消灯状態から長押しすると赤色LEDが点灯してしまいます。光源がハンドルよりも低い位置にありますので110ルーメンの拡散光の割には路面が明るく、そこそこの距離を照らせていたと思います。とにかく配光が綺麗ですね。フラットで視認性は良いです。ちょっとマイナスなのは点滅スピードが若干早いこと、私にはウザく感じました。もう少しだけ遅ければベストなんですけどね。この辺は好みもあるので何とも言えませんが。

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実際に自転車につけて分かるのはライト本体のコンパクトさと着脱の容易さ。マウントから外してポケットにスッっと入る形と大きさは街乗り用のライダーにとってはかなり魅力的なモノだと思います。明るさに関しては3AAAではこんなものかな?と思います。ランタイムですがメーカー公称ではやたら長いのでトータルランタイムだと思います。テスト用の電池で明るさの推移を照度計で簡単に計りました。Hiモードで明るさが半減するまで約3時間程度。最初の15分くらいで7〜80ルーメンくらいに落ちてその後は持ちこたえながらダラダラって感じ。見慣れていると明るさが落ちたことがあまり分からないかも知れません。通勤で毎日使われる方は週になんどか電池の交換が必要だと思います。救いはエネループなどのニッケル水素電池が使えることですね。

自転車用ライトとしては久しぶりにカッコイイと思えるモデルです。とにかく明るさを重視する!という方には予備ライト的な物になると思います。ハンドル周りをすっきりとさせて必要十分な照射が得られる物を探している方におススメのライトです。カッコいいバイクにはカッコいいライトをつけたくなるでしょ?
SILVA VELO (ベロ) 自転車用 LEDライト