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SUNWAYMAN(サンウェイマン) V20C

OLIGHT(オーライト) M20-X WARRIOR (ウォーリア)

型番に「20」が入ったライトを比較してみました。

このところCR123Aを使用したライトはかなり落ち着いたモデルが増えております。「落ち着いている」とは比較的現実的に使えてネタっぽくないライトという意味です。3セル以上もしくは単セルですとぶっ飛んだモデルが散見されますが、2セルタイプが一番現実路線を行ったモデルが多いような気がします。それはつまり2セルが一番需要があることを意味しているとも思います。明るさとランタイムの両立、携帯性やユーザービリティを考えても2セルが最もユーザーのニーズを具現しやすいのかも知れません。

さて、今回比較するモデルは同じCREE社のXM-Lを搭載したSUNWAYMAN V20CとOLIGHT M20Xの二点、いづれも新鋭のモデルです。今やXM-L搭載モデルですと500ルーメン近いモデルがスタンダードで加減次第で700ルーメン近いモデルが乱立するホットアイテムです。二点の大まかなスペックは以下の通り。

OLIGHT(オーライト) M20-X WARRIOR (ウォーリア)
LED Cree XM-L LED
明るさ Low:10Lumen Med:100Lumen Hi:500Lumen
照射時間 Low:85h Med:5h Hi:1h30min ストロボ:10Hz
サイズ 140 x 33.5 x 24.80 mm(全長xベゼル径xボディ径)
重さ 122.5g(電池含まず)
防水 IPX-8
使用バッテリー CR123A x 2本
付属品 ホルスター/ランヤード/Oリング/テールキャップ バッテリーマガジン/ホワイトディフューザー/タクティカルグリップ テスト用電池 CR123A 2本付属

SUNWAYMAN V20C
LED Cree XM-L LED
明るさ Max:438ルーメン Min:0.5ルーメン ストロボモード
点灯時間 Max:2h Min:120h
全長 x ボディ径 134mm x 25.5mm
重量 約120g (バッテリー含まず)
防水 IPX-8
使用電池 CR123Aリチウム電池 2本
付属品 Oリング/メタルタクティカルリング/ラバーキャップ ランヤード/ホルスター

と言うことで、最も明るいモードはM20Xが62ルーメンほど明るいがそれ以外はサイズ、重さなどに大きな違いは無いように感じます。しかし、この二つのライトには大きな違いがあります。
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それは操作性です。何れも調光が可能ですが、V20Cはベゼル下にある無段階調光リングで自由に調光可能です。対するM20Xはテールスイッチの再度にありますモード切替スイッチを押すことで4モードの切り替えが出来ます。

無段階調光と聞くと、至極立派なモノと言うかすごい機能のように思えますが、今ではそれほど珍しい機能ではありません。あくまでも用途や必要性に応じて無段階調光になっているだけで、段階調光より「優秀」と言う訳ではありません。とは言え、V20Cの調光リングの動きはスムーズでなかなか操作感のよろしいモノです。調光のレスポンスもよく思い通りの明るさにすることが出来ます。しかし、如何せん調光幅が短い!OFFの状態からMAXに至るまでけっこうすぐです。すぐ一番明るくなってしまい、勢いをつけて回すとオートストロボモードに入ってしまいます。まぁ、それはそれで良いのかも知れませんがこれだけスムーズなギミックがすぐに終わってしまうのがちょっと寂しいと思うのは自分だけでしょうか?

対するM20Xのサイドスイッチは操作性に関しては前モデルのM20S同様ボタンの凹凸が少なく暗所ではスイッチの位置が把握し難いのが難点です。慣れの問題が多いにありますが使いこなせば片手で素早く調光することが出来ます。おまけに消灯時の明るさを記憶するメモリー機能がありますのでよく使うモードであれば調光スルことなく使うことが出来ます。

どちらのモデルも電池の残量により調光のレスポンスは悪くなります。無段階調光であれば光がチラつき、クリック式の場合はスイッチを押しても調光しなかったりします。どちらが好みかは完全にユーザーの好みによると思います。

ただ、よりクイッキーで素早い点灯が可能なのはM20Xでしょう。V20Cの調光リングには[ OFF ]モードがあり、メインスイッチであるテールスイッチを押しこんでも調光リングがOFFの位置にある場合は点灯しません。あれ?と思いながら調光リングを操作することなると思います。操作性にラグがあり素早い点灯には向いておりません。もちろん、最初からOFF以外の任意の明るさに調光リングを合わせていればその心配はありませんが、無段階調光が可能なモデルならばOFFにしたくなるのがユーザー心理かと思います。その点、M20Xは片手でそれらが全て解決するので「タクティカルライト」っぽさを望むならM20Xがよろしいかと思います。

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V20CはM20Cに比べ全体のボディデザインが秀逸。あまり無駄な装飾が無く、すっきりとしたデザインです。テールスイッチのエンドはツライチで倒立させることも出来ます。

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テールスイッチ部 M20XはOリングが2本入ったダブル仕様。より高い防水性が望めますが、ANSIのIP表示ではどちらも8になっております。何れの場合も水中での使用は許可されておりませんので一般的な防水性能は同等と思っていただいて問題ないと思います。でも2本入っていると得した気分になっちゃいますよね?
ねじ山の形状ですが、V20Cのそれの方が台形状になっておりスムーズかつ丈夫なものです。これはSUNWAYMANの製品に共通した仕様でこれを好むユーザーも多くいるようです。製品の品質に決定的な影響を与えるものではありませんが、長年開け閉め繰り返していれば摩耗により違いが出てくることもあるかも知れません。

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明るさと配光
違いがよく分かりません。撮影後に「あれ?どっちがどっちだっけ?」と迷うぐらい。若干、周辺光がM20Xの方が明るいかな?どちらのリフレクターも細かな凹凸がついたテクチャー仕様なので、配光は拡散系になります。XM-Lとの相性はどちらもよく綺麗な配光だったと思います。明るさに関しては大差ありません。

他にも細かな違いを上げるといつくかありますが、この程度で。
どちらの系統のライトが優れているは用途によります。
クイックな操作感か、ギミックか?あなたはどちらがお好みかな?