M20X
OLIGHT(オーライト) M20-X WARRIOR (ウォーリア) タクティカル LEDライト

OLIGHTの新作 M20Sの後継モデル M20Xについてご紹介。

前モデルのM20Sは最初CREE社のXP-Gを搭載したモデルがリリースされ、その後同社のS2にマイナーチェンジしたのですが、諸般の事情でXP-Gに戻り現在に至っておりましたが、今回リリースされたモデルは現行では人気のXM-Lを搭載したものになります。
外観、サイズは前モデルを踏襲し、ボディに刻印された型番を見なければ区別は付きません。操作性に関しても違いはなく、使いなれたユーザーであれば何の違和感もなく使用が可能です。

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セット内容はM21Xと同じ。ディフューザーフィルターとテスト電池が付属します。ちょっとゴージャスになったセット内容に満足です。

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M20Sの操作系についてご存じない方の為にちょろっとご紹介します。
M20Xの特徴としてはテールスイッチの側面にもう一つ、スイッチが付いているのが特徴です。「S」と書かれた部分を消灯状態で押すと押している間だけストロボ点滅します。スイッチのSはストロボの意味だと思います。で、テールスイッチをONにした状態、つまり点灯させた状態の時に「S」を押すと点灯モードが切り替わります。モードは全部で3つ。Low ,Med,Hi がスイッチを押す度に変わります。また、何れのモードからも「S」スイッチを長押しすることでオートストロボモードに切り替わります。どの状態にあっても素早くストロボモードに切り替える事が出来るのがこのモデルの特徴です。かなりタクティカルチックな仕様となっております。

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操作性に違いが無い点は良いことだと思いますが、相変わらず「S」のスイッチは「触感」だけでは探し当て難いものです。グローブなどをはめた手ではスイッチの個所を探り当てるのは絶望的です。最初からスイッチに指をかけた状態でなければいけないと言うのは少々リアル感を削ぐものです。せめてJETBEAM PC25くらい大きく凸ったスイッチなら、なお良かったんですけどね。


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前モデルのころと大きく異なるのはその配光。中心光が強いXP-Gの頃に比べ、XM-Lは中心光が広いので配光全体が明るくなった感じです。価格帯ではコンペチターであるのがこのLUMINTOP TD12 デザイン、コンセプトとも良く似た製品です。ただ、TD12はXP-Gを搭載。前モデルとの比較にはなりませんが、大よその違いは感じていただけるかな?と思います。両者の照射パターンは以下の通り。

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500ルーメンのM20Xと330ルーメンのTD12。ルーメン値、配光の違いが良く分かりました。リフレクターがテクチャーとスムースで異なりますので配光が異なるのは当然ですが、その差は顕著です。中心光と周辺光の明るさの境が少ないのがM20Xに対してTD12は中止光が最も明るく、周辺光との明るさの違いが目立ちます。TD12の配光が私としては見慣れた[M20S]の配光なので、XM-Lを搭載したM20Xの配光には少し違和感すら感じます。しかし、それは不愉快と言うよりは好感を持って感じられる違和感です。XP-Gの刺すような強烈な中心光はタクティカルライトとしては魅力的ですが、懐中電灯としてはワイドに明るい配光の方が使いやすいと思います。

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左がM20X , 右がTD12
LEDのサイズの違いが目立つ訳ですが、あくまでも用途に応じたチョイスなんだと思います。もちろん、LED自体の価格も多少の差はあるのかも知れませんが、大量生産品の話ではLED自体の金額差など価格にそれほど反映されるものではないと思います。スムースリフを使用したモデルであればXP-G、テクチャーならXM-Lといった感じによりLEDの特性を引き出してくれるのがリフレクターやレンズをはじめとするパーツです。LEDが最新であるか、否かなどあまり関係はありません。

今回のM20Xはワイドよりの配光、と言うのが私の感想です。操作性を除けばM21Xとさほど変わらないのがちょっと残念ですが、概ねスペックアップしている点は評価されるべき点ですし、充分に魅力的なライトだと思います。ただ、似た様なモデルが増えましたからね、当時ほどの新鮮味がないのは事実です。移り変わりが激しいLEDフラッシュライトの世界では比較的と言うか、かなり長寿なOLIGHTのM20シリーズ。モデルチェンジを重ねながらも今日まで販売され続けているのは人気があってこそのことだと思います。

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最初のリリースから3年 6Vの最前線を走り続けるフラッシュライト OLIGHT M20X リリースです。