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ストリームライト(STREAMLIGHT) プロタックEMS

鮮やかなブルーアルマイトが眩しいストリームライトの限定製品をご紹介。

製品名についておりますEMSとはEmergency Medical Service(救急医療サービス)の略。ボディにはEMSのマークであるスターオブライフが描かれております。ベースとなっているライトは同社のPT1 AA。単三電池1本で使用可能な全長約10cmのコンパクトなライトです。外観的違いはボディの色とクリップの形状です。クリップは二つ折りのタイプでヘッドからも、テールからもライトを差すことが出来ます。SUREFIREのLX2E1Bのそれと同じ。クリップは思いのほか硬く、丈夫な鋼製のものです。
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綺麗にブルーのアルマイトが施されたボディは限定モデルらしい仕上がりとなっております。しかし、このライトの核心はそのルックスではありません。明るさと点灯モードにあります。
タクティカルモデルのPT1AAはHiモードから始まりますが、EMSはその反対、Lowモードから始まります。しかも3.6ルーメンと明るくありません。いくらタクティカルライトのように明るくする必要が無いからって3モードしか設定されていないライトで3.6ルーメンって暗過ぎない?と思われるかも知れません。しかし、この3.6ルーメンという微妙な数値は計算された明るさなのです。品名にある通り、このライトは救急救命士が使用することを前提としております。
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どんな時に使われるか?このあまり明るくない光は瞳孔を確認する際に使われます。明る過ぎても暗過ぎてもダメ。現場に従事している人でなければ分からない微妙な光を再現しております。ワンクリックでその光が再現されるので迅速に救助にあたれます。テールスイッチ半押しダブルでMed , トリプルでHiとなります。基本的にはLoメインで使用できるようになっております。通常のライトのように汎用性を操作系に付けておりません。一般の方が使うにはちょっと使い難と感じてしまうかも知れません。

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Lowモード。鏡面リフレクターを使用しておりますので基本的にスポットな光です。照射光の殆どは中心に集まります。周辺光も発生しますが、Lowモードではあまり感じる事が出来ません。瞳や口腔内をピンスポットに照らせます。
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Hiモード MAX50ルーメン 1AAのライトとしては非常に現実的な明るさ。ランタイム1.5時間です。Lowモードであれば36時間ですから早々電池は無くなりません。むしろ入れっぱなしにして液漏れとか起こさないよう一か月以上使用しない場合は電池を抜いて保管されるか、エナジャイザーの単三リチウム電池などを使用されることをお薦め致します。

あくまでもユーザーを限ったリミテッドモデルですが、ローモードスタートを厳守される方ならば救急救命士に限らず使いやすいライトかもしれません。より明るさがアップする傾向にある昨今のライトの中では非常に珍しい用途限定の製品です。より多くのユーザーに支持されるには明るさの調整や多様なモードを搭載したモデルを作るのが普通ですが、こうして割り切った性能のライトもカッコイイのではないでしょうか。

「色違いの専用機」って無条件にひかれるのは世代のせいかな?ストリームライト(STREAMLIGHT) 073 EMS プロタックEMS