2AA

このところ新ブランドが増えたことで各社の2AA(単三電池2本使用)に関するお問い合わせが増えたので比較も含めてご紹介します。LUMINTOP L2AはXP-G R5を搭載し、メーカー公称MAX230ルーメンのライトです。三段階の調光機能に加え、ストロボ、SOSシグナル点滅が付いております。テールスイッチは半押しで間欠点灯ができ、クリック音がするまで押しこむと常時点灯致します。
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テールスイッチ部は全長に比べると短く小さいものです。硬過ぎもせず、センシティブでもない普通に使いやすいスイッチをしております。一応ボディから外すことは出来ますが、電池交換をするのであれば外しやすいヘッドから行うと思います。テールスイッチを外すのはクリップを外すときかメンテナンスの時だけかな?それくらい外す必要性を感じないものです。
SUREFIREチックなクリップですが、よく見ると逆だったりします。柔軟性のある二重に折りたたまれたそれは使いやすさと生地を傷めない工夫がされております。鋼材を利用しておりますので丈夫だと思いますが、折ってしまいそうな雰囲気もあるので心配な方は外しておいた方が良いかも知れません。
ボディはアルミ合金にブラックのHAが施されたもの。Mil-Spec hard-anodizedとありますのでそれなりに硬い表面処理だと思います。シットリと艶消しされた質感もなかなかいい感じです。
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レンズはガラス製で低反射及び耐衝撃コーティングが施されております。リフレクターは鏡面仕上げ。ツルツルのリフですが、同シリーズ同様 配光は綺麗。鏡面リフにありがちなダークスポットやリングは見受けられません。LEDのマウントとレンズの角度の調整はよく考えて作られていると思われます。

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中心が最も明るく、フラットな周辺光が得られます。中心光と周辺光の境はそれほどハッキリしてません。わりと自然な感じ。足元照射程度ですと中心光の明るさが目立ちますが、少し照射距離が延びれば、それは違和感なく目に映ると思います。
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こんな感じです。

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JETBEAM BA20とL2Aは比較的に雰囲気は似た配光になります。若干、BA20の方が中心光は広いかも知れないが大きな違いはないと思います。対してThruNite 2AAのそれは中心光がかなり広く、全体的に明るいものです。これは明らかな違いが感じられました。とてもフラットで近距離の視認性に優れます。

3本ともメーカー公称値はそれぞれ異なりますが、概ね似たような明るさのように感じました。価格に関してルミントップが飛びぬけて高いのは生涯保障の為です。他2本が質感や完成度でルミントップの半分程度だとは思いません。ただ、3本の中でどれが一番高級感があるか?と聞かれればそれはL2Aである、と答えると思います。