THRUNITE

新たに取扱初めました。ThruNite スルーナイト ニュートロンシリーズ

新ブランド ThruNite (スルーナイト)はシンプルなデザインと機能的な操作性が特徴のライトメーカー。メーカー名のThruはスルーアクスル、スルーパスのスルー(通り抜ける、突き抜ける) NiteはNight(夜)の口語。つまり「夜を突き抜ける」と言った意味でしょうか。なんだかコトバの響きだけを取ると感性の違いを感じます。

今回最初に入荷しました商品はNeutron(ニュートロン)シリーズ。現時点でCREEのXM-L凹凸の少ない円筒形のボディは素っ気ないほどシンプルなものですが、この実用性第一といった感じがむしろ潔くてカッコいい。ボディ全体に滑り止めのチェッカリングが施されとても握りやすいものです。1C以外のモデルにはクリップが付属します(取り外し可能)。
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ボディは6000系のアルミ合金を使用。アルミの懐中電灯では一般的に使われる合金で軽くて丈夫なヤツです。これにType3のHAが施されており、良い感じのマットブラックに仕上がっております。レンズは低反射コートされたガラス製 光の透過性はとても良さそうです。全体的に人気モデルのツボを押さえた製品です。

このシリーズの特徴は操作性と配光。まず、操作性ですがモードは大きく分けて2タイプ ターボモードとジェネラルモードに分けれれます。ターボモードは言葉の響き通り明るいモードです。点灯モードとストロボモードの2パターンのみ。ヘッドを締め込んだ状態でスイッチをクリックすると点灯し、テールスイッチを軽く押すとストロボモードに切り替わります、これがターボモード。

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続いてヘッドを少し緩めてスイッチをクリックすると超微光発光から始まるのがジェネラルモード。超Low→Low →Mid→Hi→SOS→超Low→....の5パターンあります。このモードの場合、消灯時の明るさを記憶するメモリーモードが機能します。Midで消灯すると次回点灯時はMidから点灯するわけです。ちなみに超Lowモードは発光するLEDを直視できるほど暗いです。なんでこんなに暗いのか?まぁ、色々考えれますが例えば、瞳孔のチェックなどの時に使えるかも知れませんね。実際はダイの形状を眺めて楽しむだけのモノかも知れませんが、、、。

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続いて配光ですが、全体的に明るく照らす拡散光。ドバッと広がる系。中心光と周辺光の境はあまりありません。ニュートロン 2A と 同じく単三電池2本使用の OLGIHT T25-Tを照射比較してみました。
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T25-Tの方が中心光に光がよっているのが分かると思います。対して、ニュートロン2Aは全体的に明るいのです。照射距離が延びると光は届き難くなります。このライトの求められるスペックと用途であれば、このような配光はかなり理想的だと思います。光が遠くまで飛ぶとか、照射範囲が異常に広いとか、そう言う特徴はありませんが、ボディデザイン同様 実用性に長けた配光だと思います。

ソツの無い性能と実用性の高い機能。シンプルなデザインだけに幅広いユーザーに受け入れられそうな感じがします。今後が楽しみなブランドです。