OLIGHT(オーライト)の中でも大型モデルとなるM31 トリトン。屋外照射におけるその照射能力を試してきました。これまで様々なライトを屋外照射してきましたが、このモデルのインパクトはなかなかのものです。

まず、同社のM30と比べてみますとこんな感じです。
M3130
M31の大型のヘッドが目立ちます。ヘッドの内部のリフレクターは鏡面仕上げ。M30と比べると全長こそあまり違いはありませんがヘッドのサイズを比べてしまうと圧倒的に迫力があります。

その照射光は中心が明るく、意外値にも広い周辺光が得られることです。最も明るいホットスポット部は狭いですが、照射距離が延びるほどにこのライトの魅力は発揮されます。
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照射距離 約50mでの照射。M30の照射面の広さと均一性は実に素晴らしいですが、M31の中心光の強さ、岩山に深く刻む影の濃さには驚きました。周辺光はどちらも明るいですね。マルチダイのMC-Eを使ったM30の方が若干色温度は低かったかな?逆にLuminus社 SST-50-Wを使ったM31の色温度は少し高め。青白かったかな?

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照射距離 約20m 周囲に広がるくっきりとした周辺光と強い中心光が特徴的です。

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岩山を照らしてみる。周囲を同じような岩山に囲まれた場所なので周辺光の広がりがよく確認出来ました。

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ゲート前。天井を照らしてもその反射光だけで地面が照れせます。800ルーメンは伊達ではありません。

ターボヘッドを搭載したライトの中では照射パターンも美しく遠方照射の楽しめる製品だと思いました。OLIGHT製品としては価格は高めですが、このスペックならば決してコストパフォーマンスは悪くないと思います。
CR123A x 3というランコストが納得出来れば、おススメの一本だと思います。

OLIGHT M31 TORITON(トリトン) 800ルーメン ターボヘッド仕様