本日はICONのIRIXシリーズをご紹介します。
まずは、例の紫の機体IRIX(アイリックス)IXP107Aからご紹介です。

パッケージを見てみるとまるでアメリカの巨大玩具店に陳列されてそうなバズライトイヤーです。どこまで狙ったか分かりませんが面白いパッケージです。
IRIX


IRIX1
砲弾球を5灯搭載したIRIX2と砲弾4灯+パワーLED1灯を搭載したIRIXの二種類。パワーLEDを搭載したIRIXの方が明るそうですが、公称ルーメン値はIRIXが35ルーメン、IRIX2が50ルーメンです。どんぐりの背比べですけどね。砲弾球5灯の方が明るいようです。正直、照射比較では似たようなモノでしたけど。

IRIX5
このアイリックスシリーズの特徴は無段階の調光が可能なこと。ボディの丈夫にダイヤル式のスイッチがあり、頭に付けた状態で時計回りに回すとON→増光、右回しで減光→OFFとなります。

IRIX IXP107Aの面白いところはまず、スイッチをONにしますとパワーLEDを囲む4灯のサブLEDだけが点灯します。ダイヤルを増光に回すとそのサブLEDがジョジョに明るくなります。半分よりちょっと多めに回したところで変化が起きます。それまで沈黙していた中心のパワーLEDが点灯します!クワッって感じで明るくなるのですが、言うてもMAX35ルーメンですから頭に付けた状態で操作しているとさほど変化に気が付きません。

しかし配光に関しては至近距離であれば変化に気が付けます。中心にあるパワーLEDはご覧の通り鏡面リフレクターに囲まれております。その為、パワーLEDがONになると中心が明るくなります。
IRIX6
それまで砲弾球らしいフラットな配光の中心に強い光が現れます。ひょっとすると砲弾球が消えて中心光だけ点いたのかな?と思ってしまうほど。眩しい光に目を細めながら覗いてみると全灯状態でした。

手元を見るだけで有れば明るさの濃淡の少ないフラットな拡散光を発し、それ以上先を見るときはリフレクターの力を借りた照射に切り替える、実に合理的でよく考えられたシステムになっております。奇抜なルックスに目が行きますが、見え目によらずデキるヤツです。

IRIX2
使用電池はアルカリ乾電池1本。軽量かつランコストもお手軽です。1AAなんでヘッドライトとして必要十分なランタイムを稼ぐにはこの程度の明るさも致し方ないのかも知れません。

IRIX3
ライトユニットとバンドは分離が可能です。それも簡単にポンっと外れます。ヘッドバンドのマウント自体は少し柔らかい樹脂で出来ておりましてマウントのテンションのみでライトユニットを把持しております。ライトの角度調整は無段階。勝手に自重で回ってしまうほどユルいわけではありませんので普通に歩いたりするなら全然問題ありません。実際に会社の倉庫の中を走ったり飛んだり、ヘッドバンギングしてみましたが、思いのほか回転しませんでした。何気にしっかりしていますね。

この一見良い加減とも思えるマウント方法がですが、これもかなり考えられております。ヘッドライトを付けた状態で電池を交換することは難しいです。一旦バンドごと頭から外して電池を取りださなければなりませんが、これならボディをつかんで前に突き出せば簡単にボディだけを外すことが出来ます。ちょうど村上 ショージのギャク「ドゥーン!」をする感じ。わかります?

ボディから電池を取り出して交換したらマウントにパチンと取り付けるだけ。ヘルメットなどに付けて使うのであればなおのこと便利でしょう。単三電池1本という仕様も交換のし易さを考慮したのではないでしょうか。

バンドの額に当たる部分は取り外しが可能です。ココだけ外して洗ったりすることが出来ます。確か予備のパットが1枚ついていたと思います。

IRIX4
IXP107A 照射距離3m

うん、35ルーメンかな。SUREFIRE SAINT MINIMUSの時もそうでしたが、この手の無段階調光系のヘッドライトの場合、超Lowルーメンはとても有効な用途があるのです。本当に手元だけを夜目を保護して使用する場合など5ルーメンでも充分過ぎるほど明るいです。そう言う状況で使わなければならない時に使えるヘッドライトは実はそんなに多くありません。特に白色光のものでは。

ハッキリ言えばルーメン値だけを参照するならさほど注目に値しない「ネタ」的なライトに思われるかも知れませんが、実際に使うと驚くほど実用性とユーザーの利便性を考えた造りであることが分かります。単純に明るいだけのヘッドライトなら他にいくらでもあります。しかし、IRIXと同じだけのコンセプトを持ったヘッドライトはそんなにたくさんは無いでしょう。



ICON (アイコン) IRIX ヘッドライト IXP107A パープル